高校野球秋季東京大会結果と2025年センバツ出場校予想
二松学舎大付が早稲田実にサヨナラ勝ちで優勝
2025年の第97回選抜高校野球大会の選考資料となる秋季大会が各地で行われている。東京大会は11月7日に決勝が行われ、二松学舎大付が6-5で早稲田実にサヨナラ勝ちで21年ぶり3回目の優勝を果たした。
97回目の春は東京から1校、関東との比較でもう1校選出されるため、二松学舎大付の2年ぶり8回目のセンバツ出場は確実と見られる。
決勝は二松学舎大付が2回に1点を先制。3回に早稲田実が3点を奪って逆転しリードを保ったが、二松学舎大付は5回から1点ずつ返して8回ついに5-5の同点に追いつく。タイブレークの延長12回、二松学舎大付は1死満塁からスクイズを決め、3時間を超える熱戦に終止符を打った。
二松学舎大付は11月20日に開幕する明治神宮大会に出場。来春は、東京勢として1992年の帝京以来遠ざかっているセンバツ優勝を狙う。
早稲田実は山梨学院、つくば秀英との比較か
確定したセンバツ出場枠が1校の東京は、優勝と準優勝の差が限りなく大きい。惜しくも準優勝に終わった早稲田実は関東勢との比較になる。関東大会準決勝に進出した4校は選ばれる可能性が高いため、早実は準々決勝で敗れた4校と比較されることになるだろう。
その中では、2023年センバツで優勝した山梨学院(山梨1位)、今秋茨城大会優勝のつくば秀英が有力。早実は2024年夏の甲子園で3回戦進出したメンバーが残っており、東京大会決勝で二松学舎大付と接戦を演じたことから実力は遜色ない。東京から2校選ばれる可能性もありそうだ。選ばれれば8年ぶり22回目の出場となる。
97回目のセンバツは例年と同じ32校が出場。2025年1月24日に行われる選考委員会で一般選考29校、21世紀枠2校、神宮大会枠1校の計32校が決定する。3月7日に組み合わせ抽選が行われ、3月18日に開幕する。
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記事:SPAIA編集部