盛升(サカリマス) 黄金井酒造 2部門で金賞受賞 純米大吟醸と純米吟醸で
「ワイングラスでおいしい日本酒アワード2025」の審査結果がこのほど行われ、厚木市七沢の黄金井酒造株式会社がプレミアム大吟醸部門とプレミアム純米部門で金賞を獲得した。黄金井酒造の純米大吟醸は3年連続で金賞、純米吟醸は2年ぶり3回目の金賞となった。
同アワードは、日本酒需要の掘り起こし、日本酒の文化継承・発展への取り組みとして、ワイングラスで新たな日本酒の魅力を伝えたいと2011年から行われている。
同酒造の黄金井陽介専務は、「蔵の吟醸は香りを大切に造っています。フルーティーな吟醸香とドライ感のある後キレの良さが評価されたのでは」と分析。また「3年連続で金賞をいただけたことは、安定して良いお酒が造れていることが実感でき、うれしい」と受賞の喜びを話した。
また同蔵では地元の米を使った地元のお酒をめざす取り組みとして、厚木・伊勢原酒米プロジェクトを一昨年から実施。2度目の収穫となった地元産酒米による日本酒「旋」も完成し、販売を開始している。