横須賀中央仏教会 地域の子どもに届け食糧 市福祉課へ15万円の寄付
主に横須賀中央周辺の宗派を超えた18の寺院で構成される「横須賀中央仏教会」(竹林貞一会長/貞昌寺)は12月19日、横須賀市地域福祉課へ15万円を寄付した。虐待などで一時保護されている市内約100人の子どもたちへの食糧支援代に充当される。これを受けて上地克明市長はこの日、感謝状を贈呈した。
同会は戦後の遺骨収集や戦没者慰霊を行ったことを機に宗派を問わず活動するようになったとされる。これまで年末の時期に托鉢を行い、集まった浄財を寄付してきた。今回のように食糧支援として寄付を実施するのは3回目。「市福祉課の力を借りて、地域の子どたちへ支援を続けていきたい」と竹林会長は話した。