和気あいあいと交流 里山フォーラムに230人
第24回「里山フォーラムin麻生」が3月2日、麻生市民館大会議室で開催された。
里山フォーラムin麻生と麻生市民館の主催で毎年行われているイベント。今年は「来て・見て・語って明日へつなごう!足元の自然とかかわる暮らし」をテーマに、麻生区内で環境保全活動などに取り組む団体や個人230人余りが会場に集った。
第1部は金程中学校吹奏楽部の演奏で開幕。岡上、東柿生、虹ヶ丘、柿生小学校の児童による里山学習の発表と続いた。発表後は「早野の炭」「柿生の里のムクロジの実」を使ったワークショップが開かれた。
第2部では、「わたしのまちのホッとする風景写真展」の表彰の後、和光大学教授で同フォーラム代表の堂前雅史氏が、「生物の多様性と活動の多様性」について講演した。壇上でのトークリレーでは長年活動を継続している人たちが発表。会場内では23団体・施設による展示が行われた。
同フォーラムの石井よし子事務局長は「多様な世代が一堂に会し、ワークショップなどを通じて和気あいあいと交流をしていた。小中学生も参加して同じ場で経験を共にしてくれて、とても温かい空気が流れていた」とイベントを振り返った。