【金賞受賞の日本酒から新感覚の桃スイーツまで】福島のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」(日本橋)
◆【金賞受賞の日本酒から新感覚の桃スイーツまで】福島のアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」(日本橋)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の日本橋にあるアンテナショップ「日本橋ふくしま館 MIDETTE」では、全国に誇る日本酒や桃をはじめ、銘菓や工芸品などの特産物を販売のほか、最新情報が入手できる観光案内も充実。飲食交流コーナーでは、3~4日ごとに人気店が交代で出店していたり、店頭では連日イベントが開催しているので、いつ訪れても新しい発見がある。
◆アンテナショップのスタッフに聞く、「日本橋ふくしま館 MIDETTE」のここがスゴイ
写真上/「あかべこ」などの工芸品・民芸品や日本酒も多数揃える 左下/パプリカやダイコン、ニンジンなど彩り豊かな地野菜が入った「旬の野菜のピクルス」(300g576円) 右下/一年中完熟桃が楽しめる「ももふる」は、「あかつき」や「川中島白桃」など、福島を代表する4品種の味がラインナップ(各120g 540円)
完熟桃を使ったスイーツが話題
日本橋で、福島の「今」を発信する「日本橋ふくしま館 MIDETTE」。愛称の“MIDETTE”は“見てってね”とお誘いする意味の福島弁。
「福島の特産品といえば、桃。7月~9月上旬には、『まどか』や『さくら白桃』など、さまざまな品種の桃が順次店頭に並びます。代表格の『あかつき』は、肉厚で果汁が多く、とても甘い! ほかにも、ブドウや梨、いちご、柿など旬のフルーツが入荷します。
フルーツの加工品も多く、ジャムコーナーには『ももれーど』(140g 800円)をはじめ、15種類のフルーツジャムがずらり。注目は、完熟桃をそのまま瞬間冷凍した新感覚のシャーベット『ももふる』。そのまま食べたり、スムージーにしたり、冷凍してから焼酎で割って楽しむのもおすすめです。
果物や野菜で作った漬物も豊富で、甘酸っぱいスイーツ感覚の『ももぴくるす』(120g 648円)や、おかずの1品になる『旬の野菜のピクルス』は、ぜひ味わってみてください。
催事コーナーは、地元事業者による販売会や県内市町村による観光、特産品、PRなど、連日さまざまなイベントでにぎわっています。恒例の柳津名物『あわまんじゅう』、県民おなじみの『甘食パン』の実演販売は必見です」(物販副リーダー・熊田剛士さん)
◆「日本橋ふくしま館 MIDETTE」に行くべき3つの魅力
福島の観光案内の映像を眺めながら、できたてのご当地グルメを
【1】ラーメンやスイーツなど福島の人気店が出店
店舗奥の「飲食交流コーナー」には、人気店や東京初出店の飲食店が3~4日ごとに入れ替わりで毎日出店。「喜多方ラーメン」や「秘伝のタレ豚丼」、「季節のフルーツパフェ」など現地の味が楽しめる。また、檜枝岐村の郷土料理「裁ちそば」や秘伝米麹を使った「仕込み味噌作り」などワークショップも開催され、地元の生産者や飲食店との交流の場に。観光情報が満載で、福島県の魅力を直接感じることができる。
おすすめの会津産の日本酒。左から、もち米四段仕込みならではの旨みとコク、優しい甘みが特徴の「口万(ろまん) 純米大吟醸」(720ml 3960円)、フルーティな香りと酸味、キレのある芳醇旨口の「一歩己 純米原酒」(720ml 1430円)、和梨のような上品な吟醸香が心地よい「会津娘 純米吟醸(※)」(720ml 2640円)※季節限定醸造のため現在取り扱いなし
【2】約400銘柄の日本酒が勢揃い
米どころであり名水に恵まれる福島県では、50を超える酒蔵が現役で活躍。「日本酒コーナー」には、全国新酒鑑評会にて金賞を受賞したお酒をはじめ、約400銘柄の日本酒がずらり。米や水にこだわった銘酒など、地元以外ではなかなかお目にかかれない蔵のお酒や限定酒も。選びやすいように、カテゴリー別・生産地域別に商品が並んでいるのも嬉しい。「飲食交流コーナー」で味わえる「日本酒飲み比べセット」(500円)もぜひ。
福島県産小麦・きぬあずま使用のふんわり生地に、バター×チーズのクリームを挟んだ「会津の天神様 チーズクリーム」(1個213円)
【3】世代を超えて親しまれる人気銘菓
入口の近くにある「銘菓コーナー」には、「ままどおる」や「家伝ゆべし」(2個入240円)、「会津の天神様 チーズクリーム」など、福島県を代表する銘菓が充実。なかでも注目なのが、日本三大饅頭のひとつ「薄皮饅頭」(5個入793円)。口どけのよさと上品な甘さが特徴の「こしあん」と、甘さ控え目で小豆本来の素朴な風味の「つぶあん」があり、手土産としても人気が高い。
◆お土産に!「日本橋ふくしま館 MIDETTE」の売れ筋商品ベスト3
「ままどおる」(5個入 675円)
【1位】三万石「ままどおる」
バターをたっぷり使った生地で、ミルク味の餡を包み込んだ福島県を代表する銘菓。しっとりとした食感と、口いっぱいに広がる甘いミルク味は、どこか懐かしくほっとする味わい。世代を問わず愛される逸品だ。
「桃の恵み」(1本190g 172円)
【2位】JAふくしま未来「桃の恵み」
夏に収穫した県産の桃を贅沢に絞り込んだ、果汁100%のストレートジュース。発売以来、不動の人気だとか。桃をそのまま食べているかのような自然な味わいと、さっぱりとしたのど越しが特徴でゴクゴク飲める。
「国産馬刺し モモ」(150g 2268円)
【3位】小林畜産「国産馬刺し モモ」
日本三大馬刺しの産地のひとつ、福島県の会津から届いた新鮮な馬刺し。なかでも、肉質がやわらかく風味豊かなモモは人気が高い。低カロリーかつ高たんぱくの健康食材としても支持されている。日本酒にも合う馬刺しは、辛子味噌と醤油で食べるのが会津流。
◆読者が選んだイチオシグルメ
「ラジウム玉子」(6個入515円)
【福島県・福島市飯坂町】 岩城屋米穀店「ラジウム玉子」
日本で初めて「ラジウム」が確認された福島県飯坂温泉で誕生した、天然源泉で作られる「ラジウム玉子」。温泉玉子独特の生臭さがなく、黄身が半熟でとろりとしてるのが特徴。舌の上でとろける玉子を一度お試しあれ。
読者の口コミ情報
「ご飯のお供、しょうゆをたらりとかけて単独で食べてもおいしい、自宅でつくる半熟とは一味違う味わい」(まっどさん)
「温泉玉子のようなものです。福島出身ですが、上京するまで温泉玉子というワードを知りませんでした」(Kさん)
「福島出身の友達から勧められ購入。黄身がとろっと濃厚でおいしい」(ぼみちゃんさん)
「アンテナショップでカラフルでレトロかわいいパッケージが目についた。濃くておいしいし、説明を読むと身体にも良さそうで、機会があれば手土産にしたいと思った」(けろけろさん)