小さなアクションが大きな力になる「アースクリーン」私たちが続ける、清掃活動【船橋市】
「道端のごみが海へ飛んで、ウミガメが食べてしまわないように」。
そんな親子の合言葉がつないだ清掃活動が、いま、地域の輪を育んでいます。
子どもの未来に住みよい環境を
船橋市北東部にある坪井近隣公園を中心に、毎月1回ごみ拾い「アースクリーン」を主宰するはつみさん。
学生時代から街の美化活動に参加するなど環境について関心を寄せていたはつみさんは、出産を機に「子どもたちの散歩道や公園がきれいであってほしい」という思いを強くし、「できる時に、できる分だけでもコツコツと」ごみ拾いをスタート。
「いつしか息子もウミガメや猫の健康を気遣ってたばこの吸い殻などを拾うようになり、ママのお手伝いとしてだけでなく、意味を理解して自分の意思で行動しているのだと今では感じています」
おしゃべりしながら無理なく継続したい
ベビーマッサージ講師として「親子が自然体で穏やかに過ごせる居場所づくり」に取り組むはつみさん。
地域のカフェなどさまざまな場所でクラスを開催し、地域活性や交流のきっかけになればと話します。
「人が集まりつながって街全体が元気に、ママが時には息抜きをして、子どもの成長をみんなで見守る。そんな活動をしていきたい」一人で始めたアースクリーンは、SNSで呼びかけたところ地域住民らが続々と参加。
「おしゃべりしながらお散歩ついでに皆さんとご一緒できるのがうれしい! 無理せず、緩く続けていけたら」、そう話すはつみさんも、集まった仲間も晴れやかな笑顔を見せてくれました。
Instagram/@como_terrace