愛されて80年!名物の「ホルモン焼き」は一度食べたら忘れられない味 尼崎の『栄屋』 尼崎市
尼崎市の三和サンロード商店街にある国産豚肉専門&沖縄物産店『栄屋』を訪れ、名物の「ホルモン焼き」を取材してきました。
阪神出屋敷駅から徒歩約8分の所にあり、創業はなんと80年にもなるそうです。
厳選した豚肉を丁寧に下処理して販売されており、ショーケースにはいろいろな部位が並んでいました。さっそく、長年愛されている同店の「ホルモン焼き」をお願いしました。
コロナ禍を経て容器は使い捨てを使用するようになったそうですが、今回は特別に昔ながらの銀色のお皿に透明のシートをのせたスタイルで提供していただきました。取材中、昔からのお客さんがたまたま来られこのお皿を見られて「うわぁ~懐かしいなぁ」と感嘆の声を上げておられました。
豚の大腸や肺など3種類ほどが入っており、自家製のタレで味付けされています。タレは濃厚でクセになる味わいでホルモンはとってもやわらかでお酒やご飯が欲しくなりました(笑)。昔ながらのお皿でいただくとまたより味に深みが増したように感じあっという間に完食してしまいました。
「ホルモン焼き」のほかにも自慢の豚肉を使った手作りのお惣菜がたくさんありどれも価格はお手頃です。
中でも「豚足」は取材中もお客さんが次々に購入され、終わるころにはかなり数が減っていました。
こちらは「豚バラ」の塊でとっても美味しそうだなと眺めていると「よかったらどうぞ」と試食させていただくことに。
脂がとてつもなく甘くプルプルの食感で、少し辛めのソースをつけても良し、もちろんそのままでも豚の旨味がしっかり感じられ筆者はこのままで食べる方が好みでした。
まだ処理中だという豚の顔をみせてもらいました。まつ毛などの毛を焼いている途中のものを見たのは初めてだったので少しドキドキしてしまいました。
お店では沖縄の物産も取り扱っており、夏限定の「シークヮーサーレモネード」をいただくことに。シークヮーサーの爽やかな酸味がすっきり心地いい、この夏何度でも飲みたくなるドリンクでした。
甘く煮た金時豆にかき氷を乗せた「沖縄ぜんざい」も提供されているので、沖縄にいかなくても夏の沖縄を感じることができます。
昔からの常連客はもちろん、遠方からわざわざ来られるお客さんも多い同店。これからも名物の味を守り続けてほしいと思う筆者なのでした。
場所
栄屋
(尼崎市玄番北之町5-5)
営業時間
9:00~18:00
定休日
月に一回(不定休)