遺灰を海に撒いた直後、現れた「おじいちゃんからのサイン」に女性が感極まる(米)
アメリカに住むある女性が、祖父の遺灰を海に散骨する動画をSNSに投稿したところ、多くの関心を集めた。女性は家族とともにボートに乗って亡き祖父の遺灰を海に撒いたが、どこからともなく数頭のイルカが現れてボートの後を追ってきた。女性はこれを亡き祖父からの“サイン”と捉えている。英ニュースメディア『The Mirror』などが伝えた。
散骨の際に「来訪客が現れました」と記した女性。投稿した動画はこちら
今月19日、米テキサス州在住のTikTokユーザー名「kylieg228」さん(以下、カイリーさん)が動画を投稿して人々に感動を与えた。動画には、カイリーさん(20)が家族と一緒にボートに乗り、亡き祖父の遺灰を海に散骨する様子が捉えられていた。
快晴で波も穏やかな日に、カイリーさん家族はボートで沖合まで出て祖父の遺灰を海に撒いた。するとその数秒後、何頭かのイルカがボートに近寄ってきて、陸へと引き返そうとするカイリーさんたちのボートをジャンプしながら追いかけてきた。
他のイルカがボートから離れていく中、最後に残った1頭は楽しそうに泳ぎながらボートの後ろを追っていた。カイリーさんは動画に、「おじいちゃんの遺灰を撒いていたら、来訪客が現れました」と言葉を添えており、当時の思いをこのように綴っている。
「おじいちゃんはまだ私たちと一緒にいて、私たちに『とても愛している』と伝えるためにイルカを送り込んだと思っています。おじいちゃん…、私たちはあなたをとても愛していて今はあなたがとっても恋しいです。」
カイリーさんは、亡くなった祖父がイルカを介してメッセージを送っていると信じており、感極まってしまったようだ。そんなカイリーさんの動画に、ユーザーからも「きっとそのイルカはおじいちゃんよ」「私なら大泣きしているかも」といった声が寄せられている。また、カイリーさんと同じような体験をしたという人もいて、次のようなコメントも見受けられた。
「私のおじいちゃんはマナティーが大好きだった。私たちがおじいちゃんの遺灰を海に散骨した数分後、マナティーがやってきて私たちのすぐ近くを泳いでいたの。」
「私たちも、おじいちゃんのために散骨したんです。その後、叔母の家に戻る途中の桟橋で2頭のイルカが私の下を泳いでいました。私たちはそれが亡くなったおじいちゃんとおばあちゃんが挨拶にきたんだと信じています。」
「私がひいおばあちゃんの遺灰を散骨した時に、私の手に蝶がとまったんです。ひいおばあちゃんはいつも『亡くなったら蝶になって戻ってくるね』って言っていたんですが、今でもあれはひいおばあちゃんだと確信しています。」
さらに、1か月後に亡き祖父の遺灰を海に散骨する予定という女性から「別れを言う準備ができているか分からない」と不安を吐露するコメントも届いており、カイリーさんは彼女に対して次のように返していた。
「私も心の準備ができていなかったんだけど、おじいちゃんは私たちに『泣かないで、おじいちゃんの生涯を祝っておくれ』と言っていたの。だからイルカはおじいちゃんからの『泣かないで、幸せになるんだよ』というサインだと受け止めています。」
ちなみに2022年5月には、米カリフォルニア州在住の女性が愛犬の遺灰を公園に撒いた。当時の様子を捉えた動画には、宙を舞った遺灰が一瞬、亡くなった愛犬の形をしており、女性は「最後のお別れのサインだった」と話していた。
画像は『kylieg228 TikTok「Deep down we think he sent them to us to tell us that he is still with us and that he loves us so much.」』より
(TechinsightJapan編集部 MasumiMaher)