リアルカップル誕生へ声援も?世界観に入り込む視聴者が続出 最新「恋愛」韓ドラ4選
俳優・女優の熱愛説は、時としてファンを複雑な気持ちにさせることがある。
しかし韓ドラ界では例外があり、ロマンスもので息の合った演技を披露した場合、「プライベートでもその関係が続いたらよいのに‥」と、主演の男女の交際を願うことが。
その好例が『愛の不時着』(tvN/2019)のヒョンビンとソン・イェジン。困難を乗り越えハッピーエンドを迎えた2人のストーリーがいつまでも続けばと思うあまり、終演後に両者の熱愛を応援する人が多かった。
同作同様、昨年から今年にかけても、抜群のケミストリーで観る者を物語に没入させた俳優と女優がいる。
作品の世界観に入り込み、リアルカップル誕生を願う声援が続出した最新韓ドラを4作紹介する。
(図)Danmee 日本のファンが選んだNo.1韓国版リメイクドラマは・・ソ・イングク×チョン・ソミン主演「空から降る一億の星」
となりのMr.パーフェクト (tvN/2024)
Netflix(ネットフリックス)で配信中の『となりのMr.パーフェクト』は、Netflixの視聴ランキング“今日のTV番組TOP10”にランクインするなど、日本でも支持されている今最もホットな作品だ。
物語を先頭に立って盛り上げているのは、主演を務めるチョン・へインとチョン・ソミン。幼なじみが再会して始まる恋物語をトキメキたっぷりに描き出している。
友人から恋人へと関係性が変わる過程の独特の気まずさをはじめ、幼なじみならではの息の合ったシーンは交際を疑ってしまうほどリアル。視聴者からは、「本当に付き合っているのでは?」との声が上がったほどだ。
ソンジェ背負って走れ (tvN/2024)
今年のヒット作の1つといえば、『ソンジェ背負って走れ』。胸キュンシーンがこれでもかというほど詰め込まれ、ピョン・ウソクとキム・へユンの抜群の演技力によって、多くの視聴者が初恋ロマンスに悶絶した。
共演者が交際を疑うほどのケミストリーをみせており、劇中の役名をとって“ソルソンカップル”と名付け、両者を応援する人まで登場。
番宣のためにバラエティー番組に出演した際には、仲睦まじい姿が大きな話題となり、「付き合ってほしい」という願望も込めてネット上では交際説が浮上した。
涙の女王 (tvN/2024)
2024年に話題をさらったドラマ『涙の女王』では、キム・スヒョンとキム・ジウォンが観る者を虜にした。
冷え切っていた夫婦が、ともに困難に立ち向かい徐々に愛を取り戻していく過程がナチュラルに描かれており、キム・スヒョンとキム・ジウォンが、刻々と変化する感情を繊細に表現している。
生涯を共にしたところで物語は終わったが、いつまでも観ていたいと視聴者に思わせる夫婦を熱演した。
キング・ザ・ランド (JTBC/2023)
昨年、財閥家の御曹司と会社員の女性が繰り広げる王道ラブコメで話題となった『キング・ザ・ランド』は、大人気アイドルイ・ジュノ(2PM)とユナ(SNSD)の共演が叶った1作。
役者でもあるが、現役アイドルとしても活躍する2人だけに、恋愛に関しては様々な意見が聞こえてきそうなものだが、劇中最高のケミストリーを披露して交際を願う声が多数上がった。
ロマンチックな雰囲気のなかで2人の間に流れる甘い空気や、息の合った掛け合いは本物のカップルを見ているかのよう。極めて自然なリアクションの一つ一つも観る者を物語へ没入させる大きな理由の1つとなっている。
(ライター/西谷瀬里)