落羽松が朱色に染まる 三田市『小野公園』の“モネの池”から望む絵画のような絶景 三田市
睡蓮が浮かぶ池に、深い朱色の落羽松が映り込む―。三田市の『小野公園』を訪れて、絵画のような美しい光景を味わってきました。
公園内の池には「睡蓮(スイレン)」が植えられており、地域では通称「モネの池」と呼ばれています。
フランス・パリ生まれの印象派、クロード・モネが愛した睡蓮の情景を思わせる美しい水辺で、日本各地にもその世界観を味わえる場所がいくつかあります。
実際にモネが愛したというフランス・ジヴェルニーにある『モネの庭』に架けられた、鮮やかな緑色の橋。
小野公園にも同じ色の橋が架けられており、まるでフランスの『モネの庭』に迷い込んだかのようです。
枝先まで深い朱色に色づいているのは、落羽松(ラクウショウ)の木。葉が羽のように落ちる様子から名付けられた名前だそうです。
鮮やかな姿が水面に鏡のように映り込む姿は、まるで一枚の絵画。ため息のできるような美しさです。
訪れたのは、午前中の早い時間。朝日が差し込むと柔らかな光を受けて輝き、時間帯や季節によって異なる表情を見せてくれます。早い時間にもかかわらず、多くの人がカメラを片手に訪れているのも納得の景観でした。
「モネの池」を堪能した後は、ゆっくりと公園を歩いて周ります。
園内は思った以上に広く、デイキャンプも楽しめる開放的なスペースが整っています。足場もフラットで歩きやすく、ワンちゃんとのお散歩を楽しむ人の姿も多く見られました。
すぐ隣には千丈寺湖が広がり、静かな湖畔でゆったりとした気分を味わえます。遠くに見える山々の稜線や色づく木々を眺めながら、しばらくぼーっと過ごしました。
「モネの池」は、地域住民や学生ボランティアなど有志によって大切に手入れされてきた場所でもあります。訪れる際はルールやマナーを守りながら、この美しい風景を未来へつないで行きたいです。
「モネの池」の絶景を動画でも撮影してきたので、こちらもぜひご覧ください♪
場所
小野公園
(三田市小野81-2)
駐車場
あり(無料)