上菅田で敬老祝賀会 「新たな道進んでほしい」 合唱団が式典に花
上菅田自治会(松野正敬会長)の敬老祝賀会が9月22日、上菅田笹の丘小学校の体育館で実施され約160人が参加した。
式典前にオープニングを飾ったのは、ほどがや区の歌合唱団(村山猛団長)のメンバー。同合唱団は、保土ケ谷区制80周年の時に制定された「ほどがや区の歌『わがまち、保土ヶ谷』」を歌い継ぐ活動を続けており、数十人規模の合唱団として活動しにくい演奏環境や地域には小規模の「おでかけ合唱隊」として出向き「わがまち、保土ヶ谷」の合唱披露や指導を行っている。今回は25人が会場を訪れ、同団で指揮者を務める岡島由紀子さんによる合唱指導が行われた。後半では『夏の思い出』『みかんの花咲く丘』『学生時代』などの曲を会場全体で合唱した。
式典であいさつに立った松野会長は「年を重ねるということは決して寂しいことではない。みなさんのこれまでの経験や知識を生かしながら、新しい道を進んでいただきたい」と参加者に言葉を送った。また、米寿と白寿を迎える参加者に長寿慶祝金が贈呈されたほか、懇親会では囃子太鼓(上菅田はやし会)や新創作舞踊(吉野流社中)が会場を盛り上げた。