「簡単入門&美味しい!」堤防アナゴ釣りで真アナゴ4尾手中【熊本・上天草】
最近飲酒回数が増えてめっきり釣りに行かなくなった。今回で2025年の釣行としてはまだ4度目。ご無沙汰の釣行に加え、ご無沙汰のアナゴ釣り。不安なアナゴ釣行ではあるが、実績の高い上天草市へ向かった。
上天草でアナゴ釣り
釣行日の5月31日は中潮。上天草エリアの満潮は0時過ぎ。今日は彼女も一緒に同行。つまりは接待釣りと変わらない状況である。アナゴのお土産を持たせて帰りたい気持ちで、22時ごろから支度を始めた。
海面を見れば青白く光る魚影が見えた。上天草名物タチウオである。「頼むから私のラインを切るなよ」と願いながら釣り開始。
使用タックル
使用タックルは、ロッドはスカイロード(エギング)SKR-862E、リールは20クレスト4000-CXH、PEライン1.2号、リーダー5号がセッティングされたタックルに、タル付きオモリ8号、ハリス4号、マダイバリ14、16号を付けて挑んだ。エサはいつも通りキビナゴである。
キビナゴエサでスタート
お馴染みの仕掛けにキビナゴを付けて落とす。いつも月明かりや外灯などで穂先を見るのだが、本日は外灯ナシの場所。ダイソーで購入した「ケミホタルが付けれる鈴」を付けた。
開始1時間でアタリ出始める
釣り開始から1時間。23時を過ぎたころ少しずつアタリが出てきた。まだまだ警戒しているのか乗り切らないアタリばかり。針も大きめなので乗りにくかったのだろう。
更に風が強く、鈴が鳴りっぱなしでうるさい。これならケミホタルだけで十分だと思い、鈴は捻じ切って外した。
1尾目は天ぷらサイズのアナゴ
釣り開始1時間半後に本アタリが。ようやく乗せてヒット!引きは弱いものの、アナゴらしい動きをしている。水面に上がってきたのは天ぷらサイズ。迷わずキープする。時合が来たのかも?そう思い間髪入れずに手返しした。
2尾目も連続でヒット
読み通り、時合いだったのだろう、またもやすぐにアタリが発生。2尾目もテンポよくヒット。少し太いか?と思ったが食べやすいサイズだ。アタリが増える、何か変化やきっかけがあっただろうかと海面を見てもそんなに潮が効いている感じもない。
アタリが連発
これ以後もアタリは止めどなくやってきた。掛かりが浅いので、上げた瞬間に外れてしまう。ただアタリが多いので彼女にも楽しんでもらえているようでなによりだった。
満潮タイミングでアタリ止まる
0時を過ぎてもアタリは止まらず。3尾目4尾目と上げ続けた。
これ以後もアタリはあったが、やはり掛かりが浅く抜けてしまう。抜けた分も含めれば、恐らくあと3~4尾は居たのだろう。あれだけアタリが連発していたのに、0時30分過ぎの満潮でアタリが途絶えてしまったため納竿した。
堤防アナゴ釣りのススメ
堤防アナゴ釣り仕掛けはシンプル。針とオモリだけである。このやり方であれば、アタリは穂先を見てダイレクトに判断できる。仕掛けがシンプルなので、ラインブレイクしてもすぐに組み直す事ができるのも利点だ。
この釣りに難があるとすれば「アナゴの捌きにくさ」「針はずしの問題」だろう。ニョロニョロ系の魚は針を飲み込む事も多いので、針はずしは長めなものを持っておきたい。
<野口昭伸/TSURINEWSライター>