初産の計画無痛分娩は2日間かかって、男の子を出産！【たまひよ 出産体験談】
こんにちは。たまひよONLINE編集部です。
たまひよのアプリ「まいにちのたまひよ」のルームに寄せられたみんなの「出産レポート」から、ばななさんの出産体験談をお届けします。
めちゃくちゃ長いけど出産レポです。
出産レポ(初産 計画無痛)
9/21に計画分娩決定。9/22のお昼頃に男の子出産
■9/20(水)
目標:前日のうちに3cmまで子宮口を開かせる。
9:00 内診グリグリして1.5cmしか開いてないためバルーン装着。内診後なので割と痛い。バルーン自体はこの時点ではそんなに痛くなかった。
11:30 再度内診グリグリ。まじで痛い。あんまり進んでないけど水10ml追加。下腹部にズーンとした生理痛のような痛みあらわる。生理２日目のような鮮血が結構出てびびる。
12:30 この辺りの時間帯から下腹部痛がレベルをあげてきた。フーフー腹式呼吸しないとしんどいレベルで時間も5分感覚。看護婦さんに「これって前駆陣痛ですか？」と聞いたところ「ううん、陣痛やね」とニッコリ言われる。私の顔は死ぬ。
13:00 3回目の内診グリグリ。流石に内診がトラウマになってくる。「子宮口2cmまできたけど本当はもう少し進ませたいんだよね、キツそうだけどいける？」と先生から言われ、今すぐにでも帰りたかったけど自分の感情を最大限殺して「やります」宣言。水20ml追加。ここでちょっと泣いた。
16:00 3時間定期的な陣痛、耐える。陣痛も痛かったけど待ってる間のベッドが硬すぎて腰が砕けちる。修行僧なのか？そして4回目の内診グリグリへGO！半分放心状態のため先生が半笑いで「大丈夫…？頑張りましたね」と声をかけてくれる。やっと2.5〜3cm近く開いたので帰宅決定。正直この日が一番キツかった。
■9/21(木)
8:30 いざ入院！受付を済ませ今日も内診グリグリから1日が始まる。もうどうにでもなれ。子宮口は昨日と同じで3cmギリ開いてないくらいのため問題ないでしょうとの事でバルーンは無し！(内心ガッツポーズ)
9:45 分娩室GO。写真でしか見たことなかったからなかなか生々しいなと思いながら横になる。陣痛促進剤スタート。
11:30 耐えるのがギリギリレベルの陣痛になってきたため、麻酔入れてもらう。噂より痛くなかった！効き目は人によって違うらしいけど私は15分も経たない間に爆速で効き始め、痛みって何？の無の境地に突入。文明の力、スゲェ。ついでに子宮口柔らかくする薬もいれた。 ※副作用…無痛の麻酔で体の震え、子宮口柔らかくする薬で動悸と近くのものが見えづらくなる。こっちはしばらくしたら治った。
14:00 痛みの無い中、内診ハピハピ。子宮口柔らかくなってきているもののまだ3.5cmくらい。16時頃までに4、5cmまでの開き具合だったら明日だねーと言われる。
15:30 無痛で陣痛は感じないため、どうせ進んで無いだろうなと思ってたら6cm手前まで開いた！かなりいい感じだから無理矢理進めれば2、3時間で産まれると思うけど、立ち会いも無痛麻酔も16:30がタイムリミットなので子宮口全開の時に麻酔が切れたり、夫は高確率で立ち会えないだろうとの事。当日に産んじゃいたかったけどベビーにもゆっくり産まれて欲しいなと思い「明日で！」と決意。
17:00 ※副作用…無痛の麻酔で発熱(39.1℃)。解熱剤いれてもらう。
夜間 無痛分娩出来ないのでおなかの張り止めのリトドリンを点滴しながら過ごす。 ※副作用…動悸、震え
子宮口が6cm手前まで開いてしまってるからか、20分感覚で耐えられる程度の陣痛っぽいものがくる。翌日8:30まで麻酔入れられないのでひたすら耐える。 夜中の3時くらいから10分感覚で声が漏れるくらいの陣痛になる。時計みながらひたすら耐える。横になると痛いので武士のようにあぐらをかいて寝る術を覚える。
■9/22(金)
8:30 やっと麻酔を入れてもらえる時間(涙)自分を褒める。昨日より効きが悪かったけど無いより全然マシ。
10:40 昨日、一昨日の寝不足で麻酔入れてから分娩台で爆睡。先生来て内診グリグリされる。6〜7cm開いてるから今日中に会えるね！と断言され寝ぼけながら歓喜！
11:30 子宮口ほぼ全開。一回いきんで赤ちゃんを少し下ろす。股になんかある感覚。立ち会い希望の夫を呼ぶ。
12:10 陣痛の波をモニターとおなかの張りで確認しながら波に合わせて4、5回いきむ！助産師さんにいきみ方を褒められる！！もう一人の助産師さんにおなかをひたすら押される！！なんか初めてみるおじちゃん先生に会陰をバチンバチン切られる！夫顔近い！！！ 爆誕！！！！！ という事で初産の計画無痛は2日間かかりました。土日は無痛分娩してない産院だったので時間かかる事を見越して先生が予め木曜日を計画入院にしてくれてて本当によかった。辛い場面もあったけど、子宮口が硬い中、あれ以上の陣痛に耐える自信が無かったので結果として無痛分娩にして本当に後悔は無いです。会陰切開はもう一生されたくないほど痛いけど自分の股の治癒力を信じよう。ここまで読んでくれてありがとうございました。（ばなな）
編集／たまひよONLINE編集部
●この記事は個人の体験記です。
●記事の内容は2023年10月の情報で、現在と異なる場合があります。
