清水エスパルスのDF高木践「5万人なんて見たことない景色だった」横浜FCとの“国立頂上決戦”でこみ上げた喜び
J2清水の高木、水戸戦へ「1対1で負けないように」
清水エスパルスの高木践選手は国立競技場で行われた横浜FC戦の終盤に途中出場し、積極的にボールに絡みました。「逆転まで導きたかった」と振り返りますが、観客5万5598人の中でプレーできたことに喜びを感じています。
一問一答
―5万5千人以上が見守る中でプレーした。
「自分は高校選手権とかも出たことないので、そもそもアイスタの1万7千人とかでもワァーみたいになっていた。5万人なんて見たことない景色だった。うれしかった」
―プレー面の自己評価は。
「浮足立つ感じはなかった。いつもとポジションが違って左WBだったので、何をしたらいいか分からなかったが、とりあえず『守備から入れ』と言われていたのでそこは意識した」
―5分ほどの時間だったが、ボールに触れる機会は多かった。
「結構触りましたね。一番元気な自分がやっぱり逆転まで導きたかったなという思いはある。自分が絡んで得点まで行けたようなプレーもあったので悔しかった。プロ1年目からこういう経験ができているのはありがたい」
―試合を重ねて何かつかんだものは。
「スピード感や対人の強さはやっぱり大学とは違う。そこには自分も慣れてきた」
―昇格が決まる可能性がある水戸戦。イメージは。
「前線の選手が強くてボールを収められて、シンプルに前に入れてくる印象。試合に出たら1対1で負けないようにしたい」