プロ野球選手・西川愛也さん×山田陽翔さんが大好きなアニメ・漫画を“圧倒的至近距離”で語りまくった1時間──「こんなに趣味のことをお話しする機会も中々ない」「楽しすぎて一瞬で終わっちゃいました」【埼玉西武ライオンズ×アニメイトタイムズ スペシャルインタビュー】
一心にボールを追いかけ、一瞬にすべてをかける──グラウンドで繰り広げられるアツい戦いで、私たちに勇気や希望をもたらしてくれるプロ野球選手は“憧れの象徴”とも言える存在です。
そんなプロ野球選手の中にも、アニメ・漫画を愛す生粋の“オタク”がいるハズ……。プロ野球選手のことをアニメ・漫画の視点から知りたい。プロ野球選手のプライベートな「好き」をもっと知りたい!
そう考えたアニメイトタイムズ編集部は今回、埼玉西武ライオンズの西川愛也(にしかわ まなや)選手と山田陽翔(やまだ はると)投手にインタビューを実施!
自他ともに認める「アニメ・漫画好き」であるお二人が語る、ご自身の「好き」が溢れて止まらない! “圧倒的至近距離”で繰り広げられたスペシャルトークをお楽しみください。
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【写真】埼玉西武ライオンズ・西川愛也×山田陽翔【対談インタビュー】
お互いのプレイヤーとしての印象は?
──まずは自己紹介をお願いします。
西川愛也選手(以下、西川):埼玉西武ライオンズ、背番号51番、外野手の西川愛也です。
山田陽翔投手(以下、山田):埼玉西武ライオンズ、背番号36番、ピッチャーをやっています。山田陽翔です。
──本日はどうぞよろしくお願いします。まずはお互いの印象からお伺いできればと思いますが、西川選手から見た山田投手はどのようなプレイヤーですか?
西川:一番は気持ちが強いなと思っています。今年から一軍で投げ始めたのに、物怖じしないといいますか。「ずっと一軍で投げていました」というような風格を守備の際に感じています。
勝負強いし、ここぞという場面をしっかりと抑えてくれるので、今後のライオンズを引っ張っていく選手になるのではないかと。
──西川選手の守備位置であるセンターからは、山田投手の背中が正面に見えますものね。
西川:そうですね! 気持ちが強く出る選手だと思うので、僕も守っていて心強いです。いつも「抑えてくれるんだろうな」と思っています。
山田:いやぁ……嬉しいですね(笑)。
──(笑)。山田投手から見た西川選手は、どのようなプレイヤーですか?
山田:もう、僕は愛也さんがヒットを打っているところしか見たことがないので!
西川:何言っとんねん。
山田:(笑)。愛也さんは球際(※)に強くて「さすがにこの打球は(捕るのは)無理か……」という打球でも捕ってくださるので、僕も投げていて心強いんです。バックに愛也さんがいると、より安心して投げられますね。
(※ボールに対応した動作、処理を行う地点。西川選手は打球の行方を正確に判断しつつ、難しいフライやライナーを捕球することに長ける名手)
──そんなお二人は、オフの日には何をして過ごされるのですか?
山田:オフの日かぁ……。愛也さん、何してるんですか?
西川:うーん……バットを持たない日を作るのが好きではなくて。一日持たないと感覚が変わってしまうので、ちょっとの時間でも球場に行ってバットを振るようにしています。球場近くの寮にはサウナもあるので、そこに入ってから帰ることが多いですね。
──完全に野球から離れる、という日はあまりないのですね。
西川:そうですね。その時間が終わってから、アニメや漫画でリラックスしています。
──山田投手はいかがでしょうか。
山田:僕はリカバリー(※)に当てています。しっかり睡眠を取って、治療をしてもらったり酸素カプセルに入ったり……疲れを次に残さないようにしていますね。
(※練習や試合の疲労を回復させ、次回登板に備えること)
──アニメ・漫画好きとしても知られるお二人ですが、初めてハマった作品は何ですか?
西川:ずっと好きなのは『ドラゴンボール』ですね。幼稚園のころから見ていました。
山田:そのくらいの年齢で言うと、僕は『クレヨンしんちゃん』かも。
──ライオンズの本拠地・埼玉県にゆかりのある作品ですね。
西川:『ドラえもん』といっしょに、金曜日にアニメがやってたね。
山田:そうそう! そのあとに音楽番組が始まって「金曜ロードショー」があって。よく見ていましたね。
──西川選手がご覧になっていた『ドラゴンボール』は、土曜日の朝に放送されていたものですか?
山田:土曜の朝! やってましたね!
西川:その時間帯の放送は、野球の練習と被っていて見れなかったんですよ。練習が中止のときは見れたんですけどね(笑)。
『ドラゴンボール』に関してはアニメや漫画も好きだけど、ゲームセンターにあったカードゲームが一番思い出深いかもしれません。お父さんによく連れて行ってもらっていました。
──「ドラゴンボールヒーローズ」でしょうか?
西川:僕が遊んでいたのは「ヒーローズ」の前ですね! 「データカードダス」のシリーズです。それがとっても好きでした。
山田:そんなシリーズもあったんだ……!
西川:知らなかったでしょ。あってん、そういうのが。
山田:(頷いて)ジェネレーションギャップかもですね。
──(笑)。たしかに、ゲームセンターでアニメ作品に触れることも多いですよね。
西川:めちゃくちゃゲーセン行ってたなぁ。
──あのころのアーケードゲームでいうと……「甲虫王者ムシキング」なども人気でした。
山田:「ムシキング」! 僕も遊んでました!
西川:俺もめっちゃやってた! ほかにも「(古代王者)恐竜キング」とか「ドラクエ(『ドラゴンクエスト』)」のアーケードゲームとか……「(百獣大戦)アニマルカイザー」も遊んでましたね。
山田:全部やってるじゃないですか。
西川:もらったお年玉、全部使ってたもんね。
一同:(笑)。
西川:むしろ「100円でちょうだい」って言ってたくらい(笑)。
<次ページ:西川選手が山田投手にオススメしたい作品>
西川選手が山田投手にオススメしたい作品
──お二人が現在ハマっているアニメや漫画は何ですか?
山田:ちょうど昨日、『俺だけレベルアップな件』の第2期を見ていました!
西川:全部見た?
山田:見ました! めっちゃ面白かったです。大々的に告知されていたから、前から気になっていたんですよね。
──どんなところが面白かったですか?
山田:どんどん強くなっていくのもそうですし、あとは“影”がカッコよかったですね!
西川:映像も綺麗だよね。
──『俺レベ』は原作漫画もありますが、山田投手はアニメをご覧になっていたのですね。
山田:そうですね! 基本的に、漫画よりアニメ派かもしれません。
西川:今はサブスクも多いからね。
──西川選手が今ハマっている作品についても教えてください。
西川:最近『BLEACH』を全部見ました。『BLEACH』に初めて触れたのですが、もうおもろすぎて! 大好きになりました。卍解したいですね。
──どのお話がお気に入りですか?
西川:全部良いけど……「尸魂界篇」ですかね。でもアニメだと「千年血戦篇」の映像が迫力満点ですし、隊長格の卍解も見ることができて興奮しました。
──お二人は普段、どのようなジャンルのアニメ・漫画に触れることが多いのでしょうか。
山田:『俺レベ』のようなバトルものはもちろん、スポーツ作品も見るし……結構幅広く色々な作品を見ています。
西川:(山田投手に)野球漫画で言うと『ONE OUTS』めっちゃ面白くない?
山田:『ONE OUTS』めっちゃ面白いです! すごいですよね!
西川:野球の作品で一番お気に入りかも。野球を知れば知るほど面白いよね。もう3周はしてると思う。
──本当にお気に入りなのですね!
西川:そうですね。小学校4年のときにはじめて読んだと思うのですが……。
山田:えっ!? そのころから(ストーリー展開について)わかって読んでいたんですか?
西川:さすがにわかってなかったよ。でもおもろいやん、(デニス・)ジョンソンの話とか。ずっと好きな作品だったけど、野球選手になってから改めて読んだらもっと面白かったな。
山田:たしかに。色々とわかるようになってから読むと、より面白いですね。
──野球選手が選ぶ野球漫画は『ONE OUTS』かもしれない、と。
山田:好きな人は多いと思いますね。
西川:(頷いて)みんな読んでるんじゃないかなぁ。
──チーム内でアニメや漫画の話はされますか?
西川:「このアニメ面白かったよ」「これ見た?」のような会話をよくしますね。
──西川選手から山田投手に、オススメしたい作品があればぜひご紹介ください!
西川:『BLEACH』! 見てないでしょ?
山田:まだ見てないですね。
西川:でもね、今までも結構色々な作品を紹介してるんですけど、見てくれないんですよ。
山田:(笑)。『BLEACH』は少しずつ見てますから!
西川:チームに羽田慎之介(投手)というピッチャーがいて、以前その羽田から「神作品なんで!」「僕の中で一番面白い作品なので見てほしいです」って『STEINS;GATE』をオススメしてもらったんです。見てみたらめっちゃおもろくて、僕はドハマリしたんですよ。それで山田にもオススメしたんですけど……多分山田は、物語や面白さを理解してないんじゃないかなと。
山田:『シュタゲ』難しかった……。愛也さんは一発で理解できたんですか?
西川:一発でわかったし、わかったらもう一回見るんだよ。そうしたら一周目とは違う面白さも出てくるから。
山田:なるほど……。きっと「トゥットゥルー」が印象深すぎたんです。
──(笑)。羽田投手から『シュタゲ』の波が来ていたのですね。
西川:ほかの選手にも『STEINS;GATE』を推しているのですが、みんな途中で諦めちゃうんですよね。「なんで?」って思っています(笑)。最後が面白いのに。
山田:最後に全部回収するんですね。難しい作品を楽しむにはガマンも必要なんだな……。
西川:でも24話で一旦完結するよ。
山田:そうなんですね! じゃあ『STEINS;GATE 0』は?
西川:それは違う選択を取った世界線の話。
<次ページ:山田投手が西川選手にオススメしたい作品>
山田投手が西川選手にオススメしたい作品
──山田投手から西川選手にオススメしたい作品はありますか?
山田:オススメかぁ……でも僕が見てる作品って、大体愛也さんも見てますよね。
西川:異世界転生ものはあんまり見てないかも。
山田:『無職転生』は?
西川:見た。
山田:見てるじゃないですか!(笑)
西川:(笑)。
山田:じゃあ……異世界転生ものじゃないですけど、麻雀漫画の『アカギ(『アカギ〜闇に降り立った天才〜』)』ですね! ぜひ見てほしいです。
西川:アニメのアカギの声優さん(萩原聖人さん)って『ONE OUTS』の渡久地東亜と同じ方だったよね。
山田:作風も似てますよ。心理戦、駆け引きが面白いんです。あとは……スポーツ漫画ですが『ハイキュー!!』も好きですね。愛也さん、読みます?『ハイキュー!!』。
西川:大ッ……好きよ。『ハイキュー!!』関連で取材受けたこともあるくらい。
山田:そうだったんですか!? 王道な漫画も読むんですね。じゃあ『ブルーロック』とかも?
西川:今言おうと思ったくらい好き。サッカー漫画だと『アオアシ』は読んでないんだよね。
山田:『アオアシ』オススメです! 特殊能力や必殺技はないけど面白いんですよね。
西川:そうなんだ! 特殊能力が出てくる作品も好きだからな……『イナズマイレブン』とか。
──名作ですね。
山田:好きな技は何ですか?
西川:ガゼルの「ノーザンインパクト」だね。山田は?
山田:「ジャッジスルー」です。
一同:(笑)。
西川:「ジャッジスルー2」? 「3」?(笑)
山田:いや、初期の「ジャッジスルー」です! 「絶対ファールでしょ!」って思いながらゲームを遊んでいました(笑)。
山田:あとは……『Dr.STONE』もオススメです! アニメ見ました?
西川:漫画で読んだよ。(結末)言っていい?
山田:ダメです、絶対やめてください。ほかには……あっ! 『ゴールデンカムイ』は?
西川:見てない!
山田:見てください。ギャグも物語も面白いので!
西川:(山田投手が)『シュタゲ』見るなら見るよ。
山田:(笑)。あとは、系統は変わりますけど『無能なナナ』もオススメです。
西川:『シュタゲ』見てくれたら見るよ。
山田:全部それじゃないですか!(笑)
西川:そらそうやろ、ずっとオススメしてるのに全然見てくれないんだもん。
山田:(笑)。たしかに……めっちゃオススメしてくださっているのに……。『シュタゲ』見るので見てください!
<次ページ:まだまだ「好き」が止まらない!>
まだまだ「好き」が止まらない!
──お二人の仲の良さを感じながらお話を聞いていますが、普段からアニメや漫画の話はされるのでしょうか?
西川:しますね!
山田:いっしょにご飯を食べるタイミングとか……盛り上がるときはトコトン盛り上がります。
──最近だとどのような話題がありましたか?
山田:『進撃の巨人』ですかね。最終盤のミカサを思い出すだけで……もう目が潤みますよ。あの木の下で……鳥が……あぁ……(言葉を詰まらせながら)。
西川:でも、ミカサは最後エレンじゃない人と結婚した、みたいな考察なかったっけ。
山田:まぁ、ミカサも「10年以上は引きずって」ると思いますし……(笑)。とにかく好きな作品ですね。何周もして見ています。
──『進撃の巨人』がお好きな山田投手なら、きっと『STEINS;GATE』も大いに楽しめると思います。
西川:そうだよ。もしかしたら『進撃』の衝撃を超えてくるかもしれないだろ。
山田:そうですよね……! 見よう……!
──本当に良い雰囲気がチームに流れているのですね。遠征の移動中などでも、そのようなお話をされたり?
西川:移動中は、それこそみんな何かしらの映像を見ているかもしれないですね。
山田:(頷いて)僕もそのとき見ているアニメを続けて見ています。
西川:僕は最近「遊戯王」のアプリで遊んでいることが多いですね。
──もしかして「遊戯王マスターデュエル」ですか?
西川:そうです、そうです! 大好きなんですよ。よくわかりましたね。
──実は編集部内でも一部で流行していまして……。
西川:えぇっ!? 今度“決闘”しましょ! 激アツやん、嬉しい!(笑)
──ぜひお願いします(笑)。西川選手は何のデッキを使っているんですか?
西川:今は「剣闘獣(グラディアルビースト)」です! 最近新規カードが追加されて、それを手懐けている最中です。
山田:「遊戯王」かぁ……僕は「デュエマ(デュエル・マスターズ)」派だったんですよね。
西川:「遊戯王」だけじゃなくて、「デュエマ」もやってたよ。
山田:ほんとですか!? アプリ? それとも紙です?
西川:アプリも平良(海馬投手)といっしょに遊んでた! カードも実家にあるよ。俺が小学生のころに使ってたデッキだから、だいぶ昔のものだけど……。
山田:文明は何を使ってたんですか?
西川:「光」と「自然」。特に「光」が好きだったなぁ。
山田:「光」と「自然」だと……「百族の長 プチョヘンザ」とか?
西川:俺が遊んでたのは「聖霊王アルカディアス」とかの時代なんだよね。「フェアリー・ライフ」でマナ補充したり「ヘブンズ・ゲート」でクリーチャーを出したり……。
山田:そのときからパックを買っていたなんて……!
西川:同じような時期に「遊戯王」でも「シンクロ召喚」が登場したんだけど、「(カード枠が)白いの、かっこよ!」と思って「遊戯王」も買ってたなぁ。「エンシェント・フェアリー・ドラゴン」が欲しすぎて!
──山田投手は「デュエマ」のほかにハマっていたカードゲームはありますか?
山田:『ドラゴンボール』のカードゲームです! レアなカードが欲しくて、手に入れたときは傷つかないようにスリーブに入れて保管していました。
──お話を聞いていて、お二人とも本当にゲームやアニメが好きなことが伝わってきます。大喜利的なお話になりますが、チームメイトの選手について「あの作品の、あのキャラクターに似ている」と感じることはありますか?
山田:パッと思いつくのはベッケン(渡部健人選手)さんかなぁ。『ドラえもん』のジャイアンに似てますね。
西川:ベッケンは『アイシールド21』の栗田(良寛)っぽくもあるよね。がっしりした感じとか、そのまんまだよ。
あとは……この前ハーディー(羽田投手)に、僕が試合中に汗をかいて髪型がオールバックになっていたとき、前髪が少しだけ垂れているところを見られて「崩玉と融合したあとの藍染(『BLEACH』)の髪型じゃないですか!」って言われました。そのときから羽田と挨拶するときは「やあ」と、藍染っぽくするようになって(笑)。
──羽田投手からすると、もう西川選手は藍染なのですね(笑)。
西川:みたいですね(笑)。
山田:似ている選手……そうだなぁ。栗山(巧選手)さんは『ハイキュー!!』の北(信介)さんに似ていると思います。真面目で「ちゃんとやんねん」って感じがして。風邪を引いたときは「飯をちゃんと食って寝ろ」って言ってくれそうですよね。泣いてまうやろ!!(笑)
──たしかに、ピッタリなイメージです! ちなみに、もし将来お二人がアニメや漫画に関わることができるとしたら、挑戦してみたいことはありますか?
山田:映画のゲスト声優に憧れますね!
西川:たしかに。生でアフレコも聞いてみたいよね。藍染(CV:速水奨)の名台詞とか。
山田:うわぁ! それめっちゃいいですね!
──アニメのゲスト声優ですが『クレヨンしんちゃん』に中村剛也選手がご本人役で出演されたこともありましたね。
西川:そうなんですね!
山田:その回、リアルタイムで見てました! しんちゃんがライオンズに入団して試合に出るんですけど、身長が低すぎてストライクが入らないんですよ。バットを振らなければ絶対にフォアボールで塁に出ることができるから「出塁率100%」の最強選手だったんです。
西川:あはは!
山田:面白かったです(笑)。
──今後、もしかしたらお二人がなにかの作品にご出演することも……?
山田:出れたらいいなと思います!
西川:まずは野球を頑張らないとね!
<次ページ:「もっと喋りたいのに!」>
「もっと喋りたいのに!」
山田:逆に、アニメイトタイムズさんからオススメのアニメを聞きたくないですか?
西川:そうだね。なにかありますか?
アニメイトタイムズ編集部員(以下、編集部員):2025年春に放送されていたものだと『機動戦士Gundam GQuuuuuuX』が大きく話題になった印象です。
西川:『ガンダム』か! 実は見たことがないんですよね……。
山田:これまでの『ガンダム』シリーズの知識がなくても見れますか?
編集部員:シリーズ作品を見たことがなくても、12話を一気に駆け抜けられる面白さがあると思います。強いて言うならば、初代の『機動戦士ガンダム』第1話だけでも見ておくと、より深く楽しめるかもしれません。
西川:なるほど……歴史ある作品ですもんね。ロボットアニメって言ったら『ダンボール戦機』だったなぁ。めっちゃ好きな作品だったんですよ。プラモデルを集めてました。
山田:(笑)。ほかにはオススメのアニメはありますか?
編集部員:ほのぼのとした日常系作品だと、こちらも2025年4月から放送されていた『日々は過ぎれど飯うまし』がオススメです。のんびり楽しめる“ご飯もの”アニメで楽しいですよ。
山田:へぇ! 知らなかった……めっちゃ良さそうですね! 『宇宙よりも遠い場所』みたいな雰囲気ですか?
編集部員:どちらかと言うと、もう少しゆるりとしたイメージですね。気分転換をしたいときやリラックスしたいときにオススメです。
──山田選手は『宇宙よりも遠い場所』のような作品もチェックされているのですね。
山田:大好きで、めっちゃ見てました! 愛也さんは、あまり女の子がたくさん出てくるような作品は見ないですか?
西川:うーん……見た作品で、パッと頭に浮かぶのは『五等分の花嫁』『その着せ替え人形は恋をする』くらいかなぁ。
山田:面白いですよね!
──守備範囲が広い……! 『着せ恋』は2025年7月から「Season 2」も始まりますから、楽しみですよね。
山田:始まりますよね! もうすぐだ……!(※取材は2025年6月末に実施)
編集部員:あとは『アカギ』の話も出ましたので、『嘘喰い』なんていかがでしょうか。
西川:『嘘喰い』?
編集部員:独特の心理戦と肉弾戦が同時並行で進むんです。完結している作品ですから、一気に追うこともできますよ。
山田:へぇ! (「ヤンジャン+」で公開されている第1話を見て)……『賭ケグルイ』とはまた別のテイストなんですね。面白そう!
──ぜひご覧ください! そろそろお時間ということで、本日インタビューにお答えいただいた感想をお願いします。
西川:めっちゃ楽しかったです!
山田:楽しかった! こんなに趣味のことをお話しする機会も中々ないですからね。
西川:(頷いて)楽しすぎて一瞬で終わっちゃいました。もっと喋りたいのに!(笑)
──ぜひ、またお話をお聞かせください! まだまだシーズン中のお忙しいところ、ありがとうございました。ライオンズファン、プロ野球ファン、そしてこれから野球を好きになる読者に向けて、自分のどのような姿やプレイを見てほしいなどありましたら教えてください。
西川:野球は本当に何が起こるかわからないスポーツです。点数に差がある状況でも最後まで諦めず、プレイが完了するまで全力でプレイする姿を見てほしいと思います。
山田:チームの勝利はもちろんですが、僕自身が結果を残して活躍することが最大のファンサービスだと思っています。まずはしっかり野球に向き合う姿勢も見てほしいと思います。
──最後に、今後の意気込みをお願いします。
西川:チームとしてAクラス(リーグ内3位以上)、その上の優勝を目指し、残りのシーズンもチーム一丸となって頑張ります!
山田:後半戦もしっかりとチームに貢献できる投球ができるように、一回一回、一球一球全力で投げていきたいと思います。
──本日はありがとうございました!
【取材・文・撮影:西澤駿太郎 編集:太田友基】