【札幌・元町駅周辺のグルメ3選】鶏のうまみを凝縮したラーメンにコスパ最強のすしランチ
今回は札幌市東区・元町駅周辺のグルメを紹介します。鶏のうま味が濃縮された透き通る黄金スープ、究極のこだわりしょうゆラーメンに、名店の味を継ぐ絶品マカロン、すし一筋50年以上の大将が握るネタも味も本物のコスパ最強のすしセットも。行ってみたくなるお店ばかりです。
鶏のうまみが凝縮 極上の1杯
「中華そば食堂 田中」は、すみれなど有名店で20年以上修業したご主人、田中伸昌さんが出したお店。
鶏のうまみを凝縮した透き通る極上スープの一杯が評判となり、オープンからわずか5ヶ月で満席が当たり前の人気店になりました。
大きな豚もものチャーシューと鶏チャーシューの2種類がのった「中華そば(醤油)920円」。
鶏と水だけでとった透き通るスープが体に染みわたります。凝縮された鶏のうまみにネギの香ばしさがいいアクセントに。
スープは、丸鶏や鶏がらを沸騰させないように10時間煮込み、野菜などの余計な甘みを入れずに鶏だけのうまみをじっくり引き出しました。
タレは厳選した3種類の醤油をブレンドし、雑味のない究極の一杯に仕上がっています。
「コショウを入れてほしくない」と卓上にコショウは置いていません。店主田中さんのスープへのこだわりです。お客さんに怒られてしまうこともあるのだそう。
このスープでは味噌に負けてしまうと、メニューに味噌はありません。「醤油ラーメンが一番好きで中華そばが一番しょうゆの良さが出る。鶏が一番臭みも少ないし、醤油との相性がすごく良い」と田中さんは話します。
すすりやすいように、と麺は長め。
ぷるんっと弾けるような麺は、しっかりと小麦の味を感じます。
「地鶏となめこの中華そば(塩)950円」は、運ばれてきた途端になめこの香りが!
全国を食べ歩き、秋田名物の稲庭うどんに影響を受けた田中さん。ベースのスープに、なめこと親鶏を足して煮込んでいるのだそう。
鶏のスープになめこのうまみが加わり、より芳醇なスープに。
ジュワッと鶏のうまみが飛び込んできます。
「最初、中華そばは受け入れられないかと思ったが、リピーターも多くて良いお客さんばかり。東区は若い人が多いイメージ。若い人に食べてもらいたい」と話す田中さんです。
中華そば食堂 田中
住所:札幌市東区北24条東21丁目1-2
世界的名店の味を継ぐ絶品マカロン
北見に本店を持つ人気スイーツ店「バースデーイヴ札幌店」。
20種類以上並ぶマカロンと多彩なスイーツが有名で、札幌でもファンが多いお店です。
黄色がショコラパッション。茶色がショコラ。緑がピスターシュ。ピンクがフランボワーズ。
それぞれテイクアウトが280円。イートイン285円です。
ショコラパッションは、表面はサクッ、中はしっとりですごくフルーティー。
パッションピューレが入って酸味がきいた生地に、チョコレートのガナッシュがマッチしています。
フランボワーズもとってもフルーティー。ガナッシュも酸味がきいています。とってもおしゃれ~。
パティスリー界のピカソの異名を持ち、2016年に「世界の最優秀パティシエ賞」にも輝いたピエール・エルメのレシピを継承し、従来のマカロンの常識をくつがえす、しっとりとした繊細な食感です。
一般的なマカロンは卵白とグラニュー糖を混ぜ合わせる「フレンチメレンンゲ」で生地を作るそうですが、このお店のマカロンは、グラニュー糖と水でシロップを作り卵白に混ぜる「イタリアンメレンゲ」を使っているので、独特のしっとり食感に仕上がるのだそう。
他にも人気のピスターシュはピスタチオペーストを多めに使い、香ばしさを追求。ショコラは、カカオ65%のチョコレートで苦味と甘味のバランスが絶妙です。
期間限定で「マカロン食べ放題」を行っていて、1時間で50個食べた方もいるのだそう。次回は2025年夏を予定しているそうなので、ぜひチェックしてみてくださいね。
「焼き和栗のモンブラン」はちょっと変わった形。シェフの山上雄大さんが考案した2024年の新作だそう。
周りについているメレンゲに和栗のクリームをのせて食べると、軽やかで上品な口どけ。濃厚な栗のクリームとサクサクのメレンゲのマリアージュが最高。
中のスポンジもしっとり。マドレーヌのような生地に栗のペーストを練り込んで作っているんですって。
バースデーイヴ 札幌店
住所:札幌市東区北22条東8丁目1-1
すし歴56年!コスパ最強ランチ
続いて紹介するのは「甚六」。
大将・村井茂美さんはすし一筋56年。職人技が光るにぎりや丼がリーズナブルに食べられるとあって、連日足しげく通う常連も多いんです。
ランチのおすしは8貫で900円。
毎日市場でご主人自ら旬の魚介を一つ一つ吟味。より良いネタを直接仕入れることでリーズナブルに提供できるのだそう。
マグロはとろ~っととろけるおいしさ。卵もほんのり甘くてしっとりしていておいしい!
すしが大好きですし職人になったという大将の村井さん。25歳から50歳まで札幌北区で店を営み、その後、小樽やニセコなどの観光地でもすしを握ってきたのだそう。
海鮮丼はホタテやイクラなどさまざまな具材がたっぷりのって、1200円。
ホタテの甘み、いくらの味付けも最高です。いろんな味が口の中に飛び込んでくるから海鮮丼はたまりません。
「お客さんに知ってもらうために安く提供している」という大将。近くに住んでいるお母さん方・女性が多く訪れるそうです。
夜は天ぷらもおいしいですよ。
甚六
住所:札幌市東区北23条東16丁目2-17
みんテレ12月12日OAのものです。
(上記の情報は記事作成時点でのものです。
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