日本酒「旋」 プロジェクト第２弾 約50人が稲刈りを体験
加藤花園を営む加藤重治さん、京子さんの田で９月21日、酒造好適米「五百万石」の刈り取りが行われた。
これは同園の三上繭さんと厚木市の黄金井酒造、地域おこしなどの事業を行う「ＴＳＵＭＩＫＩ」（酒井涼旦郎代表）が連携した「厚木・伊勢原酒米プロジェクト」の一環で、昨年に続き第２弾となる。
今年６月に同園の水田で田植えを実施、これまでに雑草の除去などを行いながら収穫を迎えた。当日は関係者や親子連れなど約50人が稲刈りに挑戦。ミミズやバッタなどの珍客に迎えられながら鎌を用いて、慎重に刈り取り作業を進めた。
三上さんは「昨年に比べて実りは良く、出来はまずまず。収量も増えるのでは」と語った。同酒造の黄金井陽介専務取締役によると日本酒「旋（ＴＳＵＭＵＪＩ）」は「年明けに仕込みを行い、春ごろには伊勢原市や厚木市の酒店などで販売する予定」と話した。
