【西武】平良海馬投手インタビュー 「ケガを再発させないように1年間を完走したい」
3月6日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの平良海馬投手にインタビューした模様を放送した。春季キャンプの調整具合、昨シーズンに経験した右前腕部の故障について訊いた。
――春季キャンプも終盤になってきましたが、調子や調整具合はいかがですか?
平良「ブルペンと試合を3回ずつ投げて、球速を気にしているなかで今のところは球速が上がってきているので、問題はないかなと思います」
――紅白戦(2月18日)では3四球でしたがその辺りはいかがですか?
平良「コントロールもまとまればよかったのですが、球速にフォーカスを当てていて、練習試合なのであまり気にすることなく次に進んでいきたいと思います」
――紅白戦で球速はどれくらいでしたか?
平良「152キロでした」
――今の時期に152キロはご自身的にはいかがですか?
平良「もう少し球速を出していきたいと思っているので、トレーニングからもう少し投球技術に切り替えてしっかりやっていきたいと思います」
――昨シーズンは開幕ローテーションで先発をされましたが、右前腕部の張りで離脱をしてしまいました。反省も込めて今シーズンはどんなことを取り組んでいますか?
平良「ケアに重点を置いて、トレーナーさんのマッサージ、自分でできる範囲のセルフケアを行って、ケガを再発させないように1年間を完走したいと思います」
――5月9日に抹消されて、8月8日まで1軍に戻って来れませんでしたが、その時期にチームが負け込んでしまいました。平良投手はどんなことを感じていましたか?
平良「ケガをしていたので自分のことしか考えていませんでしたし、みんなもケガや不調が多かったと思うので、今年は1人1人がしっかり頑張っていきたいです」
――先発か抑えなのかは、ご自身的には解決したのでしょうか?
平良「契約にサインをしたからには責任を持って中継ぎをしっかりやっていきたいと思います」
――先発、中継ぎ、抑えで、キャンプの調整は違ったりしますか?
平良「球数の調整が1番違うところだと思っていて、先発は100球近くの球数を投げるのですが、中継ぎだと30球以内の感じがします」
――キャンプの期間、先発は投げ込みを行いますが、中継ぎや抑えはどんな練習を中心的に行うのでしょうか?
平良「中継ぎや抑えは投げ込みをしないで、球速を追い求めて毎球強く投げていくことが大事かなと思っています」
――球速に関しては、ウエイトトレーニングなどの練習が重要になってくるのでしょうか?
平良「そうですね。ウエイトトレーニング、可動性のモビリティ、その他のボディワークもしっかり取り入れて、ケガをしないように行っているところです」
――中継ぎ、抑えでも実績がありますから、ライオンズファンは今年も平良投手に期待をしていると思います。
平良「個人的には今まで通りの成績を超していけるように、日々のトレーニング、コンディション調整をしっかり行っていきたいと思っています」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー