海老名市 写真で伝える街の魅力 移住検討のきっかけに
海老名市はこのほど、まちの魅力を伝えるフォトブック「#好きです海老名」=写真=の配布を始めた。転入人口と定住人口の拡大、郷土愛の醸成などが目的で今年初めて作製した。
フォトブックはA6判、36ページ。掲載写真は、同市がプロモーション事業に活用するとして今年6月から約2カ月にわたって市民などから募集した348作品から89点を選び、季節ごとにまとめた。
桜の名所や田んぼで泥遊びをする子どもの姿、かかしまつりやライトアップされた七重の塔など、まちの風景や人の表情を見ることができる。
写真だけでなく、撮影場所を散策しているような動画の仕掛けも組み込んだ。
フォトブックは市内の不動産事業者や住宅展示場、ビナウォークやららぽーと海老名などで配布。市ホームページにも掲載している。
同市は動画の再生回数やSNSでの「いいね」などで効果を検証するとし、担当者は「反響を見ながら、次のプロモーション手法に活用していきたい」と話している。