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【西武】西口文也新監督インタビュー 1軍に昇格したバッターがなかなか打てなかった理由とは?

文化放送

10月16日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの西口文也新監督にインタビューした模様を放送した。今シーズンの1軍の試合を見て感じたことを訊いた。

――今シーズンの1軍の試合をご覧になっていて、どのようなことを感じましたか?
西口「見ていません……嘘です(笑) 」

――そうですよね。前と言っていることが違うぞとちょっと思いました(笑)。
西口「時間があるときは見ていましたし、気になるところは映像で見返したりしていました。プレーで気になるところは、コーチ陣も見返したりしていたので、(コーチから)話を聞いたりしていました」

――1軍が思うように勝てなかった原因はどこにあるとお考えですか?
西口「それはもちろん打てなかった。チャンスで1本が出なかった。それに尽きると思います」

――ファームでともに汗を流してきた選手たちが1軍に上がって、思うような結果を出せないバッターが、申し訳ないのですが多々いたように思います。2軍監督として、どのようなことを思いましたか?
西口「ファームのピッチャーと1軍のピッチャーではレベルは違うかもしれませんが、ファームと同じような気持ちで1軍の打席に立てていたかというところが一番だと思います。見ていて結果を求めすぎているのかなというふうには感じています」

――ファームからせっかく1軍に上がってすぐにでも結果は欲しいところですが、結果を求めすぎてはいけないのですか?
西口「結果が全ての世界で、もらったチャンスをいかにすぐつかめるかどうかというところがポイントになってくるのですが、上がったときに、結果というよりも、いかに自分の力を最大限いつものように出せるかというところだと思うので、そこは難しいところではありますよね」

――監督就任会見でおっしゃっていた、メンタルの強さ、弱さという部分ですか?
西口「だと思います」

――ファームで先発ローテーションを担った、青山美夏人、菅井信也、羽田慎之介がプロ初勝利を挙げました。それぞれのピッチングはどうご覧なっていましたか?
西口「青山は元々制球力がよかったので、それを1軍の舞台でもしっかり発揮できたかなと思います。羽田に関しては、多少暴れるところはしょうがないと思います。それはファームでも一緒で、その後いかに抑えられるかというところで、暴れすぎるとどうしても結果は出ていなかったですが、それさえあまり出なかったら勝てるだろうとは思っていたので、中継で1勝という結果になりましたけど、本人にとっては自信になったかなと思います。同学年の菅井は羽田と違って制球力は安定しているピッチャーだったので、菅井こそ普段通りのピッチングが1軍でもできれば、それなりに通用するかなと思っていたので、いい結果が出てよかったと思います」

――1人忘れてはならないのが、開幕はファームでしたが1本立ちした渡邉勇太朗ですが、見事でしたね?
西口「今シーズンよかったので、来シーズン、その次のシーズンと続けていくことが大事なので、来年以降は勇太朗にとって大事なシーズンになってくると思います」

※インタビュアー:文化放送・斉藤一美アナウンサー

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