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秋のお試しボートエギング釣行でアオリイカと対面【山口】沖の岩礁周りで連続ヒット

TSURINEWS

秋のエギングでゲット(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

秋のエギングは500g程度までのサイズの数釣りが狙えるシーズン。初心者にもオススメの季節だ。陸っぱりで狙えるシャローにアオリイカが溜まる傾向があるが、今回はあえてボートエギングで狙ってみた。

秋のエギングシーズン

秋と言えば、春に卵だったアオリイカが育ってきてようやく釣れるサイズになる頃合い。コロッケ~トンカツサイズ(~500g程度)の数釣りが出来るシーズンなので初心者が始めるのに最適だ。秋は陸からでもそこまで苦労せず釣れる為、あまりボートからのエギングで狙う事はあまりない。ボートからやるとしたらティップランになるだろう。

ボートからのエギングの場合、船が風に押されたりして定位しないので2.5号の小さなエギを操作するのが難しく、シャローに溜まりやすい傾向にある秋口のアオリイカをわざわざボートで狙う必要性が薄い、という感じであまり秋のボートエギングは行われていない。秋口にアオリイカをボートから狙うとしたらティップランになるだろう。

「じらまる」でエギング釣行

9/14(土)、友人と秋アオリ狙いで日程を合わせていた日だったがあいにくの強めの東風。筆者の住まいである北九州市エリアのポイントはほとんど潰れてしまった。こうなると佐賀県方面に逃げるか、大分県南部、もしくは山口県西部エリアが候補となった。

あいにくの強風(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

距離的に一番近いのは山口県方面だが、土地勘が無いので下関方面の馴染みの遊漁船船長に相談してみたところ、試しでボートエギングをさせてもらえることになった。

タックル

ロッド:ブルーカレントⅢ82
リール:4000番ハイギア+0.6号PEライン+リーダー2号

じらまる(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

船宿はいつもイサキSLJ等で世話になっている下関じらまる。午前中は別の便で出ていたが、無理を言って午後からのショート便で出てくれることになった。

風に苦戦

14:00頃に港を出発。近場から攻めていく。わかっていたことではあるが、風裏になるエリアとはいえ風が強く、船が押されるスピードが速い。水面はさざ波立ち釣りはしにくいがラインを水面に着けたりしてなんとかイカに近づいていく。

嬉しいトンカツサイズ(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

同行者にファーストヒット。9月にしては嬉しいトンカツサイズ。時折チェイスしてくる姿も見えるが、船が動くスピードが速いのですぐ見失ってしまう。着底もほぼわからないので、船長のアナウンスする水深で海中をイメージしながら探っていく。たしかにこれでは陸っぱりからやったほうが簡単だ。

やる気のあるイカばかり(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

自分の方にもようやくファーストヒット。最初のフォールですでに掛かっていた。陸っぱりアングラーが立ち入れない様な断崖を攻めているので、やる気があるイカばかりだ。

沖の岩礁周りにアオリの群れ

コンスタントに打ちながら移動を繰り返す。陸から少し離れてポツンとそびえる岩礁回りなんかは誰の手も入っておらず見るからに釣れそうだ。そういうところは期待通りアオリイカが群れで猛チェイスしてくる。9月中旬とまだ少しシーズン初めの時期なので2.5号でもエギを抱ききれないサイズが多いが、ちょこちょこいいサイズが混ざっていていいアタリをだしてくれる。

いる場所に投げ入れれば連発モード。陸っぱりと違って、いかにも美味しいポイントを独占できるのはボート釣りの特権だ。夕マズメのタイミングも合わさって連続ヒットを楽しんで納竿とした。小さいサイズは触腕に掛かっていなければリリースし、同行者と5杯ずつ持ち帰った。

残業で陸っぱりエギング

下船後は夕食を摂り、船長に聞いた釣りが出来るポイントで今後のための下見も兼ねて陸っぱりをすこしだけ。

陸っぱりでもゲット(提供:TSURINEWSライター檜垣修平)

1投目からそこそこサイズがヒットしたが、連続ヒットはならず。そう甘くはない。しかしいい下見もできたのでこれにて終了とした。山口県西部エリアの漁港は夜間立ち入り禁止の所が多いので、漁港内でナイトゲームをする場合は注意しよう。

<檜垣修平/TSURINEWSライター>

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