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「たわわに実って」 生徒がブドウ袋掛け体験

タウンニュース

岸田さん(左)の手ほどきでブドウに紙袋をかぶせる高倉中の生徒ら

高倉中学校(大川千幸校長)に隣接する岸田果樹園で20日、農業体験学習があった。同校の1年生120人が参加。農家の手ほどきを受けながら1房ずつ生育中のブドウに紙袋をかけ、たわわな実りに期待を込めた。

普段は立ち入れない果樹園の仕事や地元の名産品を知ってもらおうと同園の協力で20年ほど前から行われている取り組み。この日、生徒らは事前学習会を経て参加。同園代表の岸田英一(ひでかず)さん(69)が「消毒や虫から避けるため、間が空かないようにゆっくり丁寧に」と作業方法を解説。その後クラスごとに分かれ、同園で育てる藤沢ゆかりの品種「藤稔」約1600房に袋をかけていった。

1年生の松岡依來(いく)さんは「ブドウが高い位置にあって思ったよりも大変だった。農家の人たちはすごいと思う」と話していた。

藤稔は8月下旬ごろ収穫期を迎え、近隣の直売所などで販売するという。

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