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新アベンジャーズ映画は「新たなる始まり」とルッソ監督 ─ 「『エンドゲーム』では終わりを描いた、今度は始まりの物語だ」

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(MCU)は今、マルチバース・サーガの集大成『アベンジャーズ:ドゥームズデイ』(2026)と『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』(2027)へと向かっている。監督を務めるのは、“集大成といえばこの二人”、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)のアンソニー&ジョー・ルッソ監督だ。

『インフィニティ・ウォー』『エンドゲーム』では、サノスの戦いを通じて、「インフィニティ・サーガ」の壮大な完結を描いた。『ドゥームズデイ』と『シークレット・ウォーズ』は、フェーズ4以降の「マルチバース・サーガ」の完結編となる……かと思いきや、ルッソ監督はこの2作について、“新たなる始まり”だと宣言しているのだ。

ブラジルのインタビューでルッソは、「20作の映画の流れに没入し、その流れの“終わり”を見られたなんて、最高の出来事でした」と、壮大なる前2作を振り返ると、次回作について次のように予告。「今度の『アベンジャーズ』映画2作のすごいところは、これが新たなる“始まり”だということです」。

『ドゥームズデイ』『シークレット・ウォーズ』はMCUフェーズ6に区分されており、「マルチバース・サーガ」の最後作として予定されている。ジョーは説明を続ける。「(『インフィニティ・ウォー』と『エンドゲーム』では)“終わり”の物語を描きましたが、今度は“始まり”の物語なのです」。

つまり、2021年の『ブラック・ウィドウ』に始まり、マルチバースの可能性や新ヒーローたちを紹介したマルチバース・サーガそのものが、次章への架け橋になっているということだろうか?「ここから、一体どうなっていくんでしょう」と、ジョー自身も次なる目的地にワクワクしている様子だ。「また5年がかかるかもしれませんが、次の展開がどうなっていくのかを見極めるための期間や見通しが必要だったと思います。元に戻るために必要なのは、“正しいストーリー”、ただそれだけです」。

ルッソ監督が掲げるのはストーリー史上主義だ。「本当に大切なのは、ストーリーテリングへのこだわりです」と、彼らはでも決意を語っている。複雑化したMCUに、以前のようなまとまりを取り戻すためには、「中心となる物語」が必要であると。

2027年5月7日に全米公開予定の『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』以降、マーベル・スタジオは具体的な作品予定を発表しておらず、「マルチバース・サーガ」の次章がどうなるかも不明だ。今後には『X-MEN』『ブレイド』などの新規参入ヒーローたちの映画や、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)など人気作の続編も控えているはず。果たしてこれらの未来に対して、『ドゥームズデイ』『シークレット・ウォーズ』がどのように“始まり”として機能するのか?きっと、今まで誰も見たことがない壮大な物語を広げてくれるに違いない。

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