「キムチ」の意外と知らない“腸活効果がアップする食べ方”「パッケージ確認せず買ってた…」
腸活アドバイザーの三木ちなです。腸活には発酵食品がいいと言われていますが、中でも「キムチ」は手軽においしく摂れる食品のひとつ。そんなキムチ、じつは摂り方によって腸活力がアップするんです。ここでは、腸活効果が上がる「キムチの食べ方」についてご紹介します。
加熱せずに食べる
キムチが腸活にいいと言われているのは、乳酸菌が含まれているから。発酵の過程で生み出された乳酸菌は、善玉菌を増やしてくれる働きがあります。
しかし、乳酸菌は熱が弱点。キムチを加熱すると、乳酸菌の量が減って腸活効果が半減してしまうんです。
腸活効果をしっかりと得るには、加熱せずにそのまま食べるのがベスト。豚キムチやチヂミにしてもおいしいけれど、加熱しないアレンジでくふうしてみましょう。
夕食のときに食べる
キムチは朝食べるよりも夜に食べた方が、腸活効果は高いです。その理由は、腸の動きが関係しています。
腸の動きが活発な昼ではなく、腸の動きが落ち着く夕食に摂り入れる方が、乳酸菌が腸の中にとどまる時間が長くなるんです。生きた乳酸菌をできるだけ長く滞在させるのなら、夜に食べることをおすすめします。
発酵キムチを食べる
キムチ=発酵食品のイメージがありますが、じつは国内に出回っているキムチの中には発酵していないものも少なくないんです。
特に、“食べやすさ”を追求している商品は「非発酵キムチ」の可能性大。発酵しているかどうかは、パッケージにある「発酵」の文字や、韓国産であれば「キムチくんマーク」の有無で判断できます(発酵・乳酸菌・キムチくんマークがあれば発酵キムチということです)。
野菜をキムチ味にしただけの非発酵キムチは、乳酸菌による腸活効果が得られませんので注意してください。
キムチを食べて生きた乳酸菌を届けよう
手軽に腸活をしたい人にとって、発酵食品のキムチはぴったりな食材です。
キムチの食べ方・選び方には気を付けて、腸内環境を整えましょう。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア