巨人のドラ5ルーキー・又木鉄平、プロ初勝利へ“3度目の正直”なるか 中日は直近4戦勝ちなしの小笠原慎之介が先発
今季3度目の先発でプロ初勝利めざす
8月9日は“野球の日”。ただし、プロ野球はセ・リーグ3試合のみの開催となる。
バンテリンドームで行われるのが中日-巨人の一戦。巨人は重要な3連戦の初戦をドラフト5位ルーキー・又木鉄平に託す。
日川高から東京情報大、社会人の日本生命を経て今季から加入した25歳の左腕。即戦力として期待がかかったが開幕は二軍スタートとなり、ここまで一軍登板は2回だけ。2試合・9回1/3を投げて防御率1.93と内容は悪くないが、プロ初勝利はお預けとなっている。
ファームでも2勝3敗と黒星が先行しているものの、防御率は2.73をマーク。直近では7月30日のオイシックス新潟戦で6回2安打1失点の好投を見せた。
ここで巡ってきた、6月23日・ヤクルト戦以来となる一軍登板のチャンス。“3度目の正直”でプロ初勝利を掴むことができるだろうか。
4勝8敗と苦戦が続く昨季の開幕投手
対する中日は高卒9年目の26歳左腕・小笠原慎之介が先発。昨季は開幕投手も務めたローテーションの軸の一人だが、今季はここまで4勝8敗と苦戦が続いている。
とはいえ、17試合の先発で防御率は2.53。規定到達者で防御率1点台が6名、0点台も1名いる“投高”にシーズンとあって順位は10位に留まっているが、こちらも内容は悪くない。実際に前回登板も黒星がついてはいるが、6回1失点と好投は見せていた。
最後に勝利を挙げたのは、7月2日の巨人戦。同じ相手から久々の白星を掴み、連敗をストップすることができるか。こちらも注目のマウンドとなる。
その他の試合の予告先発は以下の通り。
DeNA・石田裕太郎-ヤクルト・高梨裕稔(横浜)
阪神・村上頌樹-広島・森翔平(京セラD大阪)
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記事:SPAIA編集部