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大相撲藤沢場所 子どもたちと「はっけよい」 力士が市内で出張交流

タウンニュース

2人の児童の挑戦にも余裕を見せる

大相撲藤沢場所開催前の10日、錣山(しころやま)親方(元小結・豊真将)と天(あまね)、峰刃(みねやいば)、翔大夢(しょうたいむ)の3力士が鵠沼小学校と善行中学校、湘南台の保育施設を訪問し、地元の子どもたちと触れ合った。

鵠沼小学校

藤沢場所勧進元の最上重夫氏の母校でもある鵠沼小学校(中村浩校長)では2年生から6年生までが参加。体育館に大きな体の錣山親方と3力士が登場すると大きな拍手と歓声が上がった。

そんな中、デモンストレーション開始。ゆっくりとした動作ながら体育館中に振動が広がる力強い四股、開脚から上半身をペタリとマットに張りつける体の柔軟性を示す股割りが披露されると、感嘆の声があがった。

一番盛り上がったのは力士への挑戦。一人または複数で果敢に挑戦する児童らに大きな拍手が送られた。参加した6年生は「柔らかいけど硬いし全然動かなかった」とし、ほかの児童は「ほかでは体験できないこと。いい思い出になった」と話した。

中村校長は「普段の学校の勉強では得られない貴重な体験が得られた」と感謝を込めて話した。

善行中学校

2校目の訪問となったのは今年度50周年を迎える善行中学校(高森保明校長)。力士との取り組みとなると大きな生徒が名乗りを上げて挑戦。大柄な3年生も全力で飛び込みまわしを取るも、気づけば持ち上げられ、力士のパワーを肌で感じた。挑戦後「勝つつもりで挑戦したけど、壁のようだった。やっぱりすごい」と述べた。

「先生」もはっけよい

子どもたちだけでなく、両校の教諭たちも力士に挑んだ。錣山親方の「一番強い人は誰だ」の呼びかけには両校長も参戦。腰の入った鋭い飛び込みを見せ、いずれも大歓声が上がった。ほか女性教諭が二人がかりで挑戦する場面では力士がコミカルに逃げる場面も見せ、身近に感じられる愛嬌も見せてくれた。

どれみチャイルドくらぶ

湘南台の保育施設どれみチャイルドクラブでは、幼児たちと癒しのひと時を楽しんだ。

幼児らは大きな体の力士の登場にも臆することなく握手したり体に触れたりと楽しそうに交流。最後は全員で記念写真も撮影した。

代表の田代美加さんは「皆さんの優しさが伝わったのか誰も泣かなかった。これからも応援したい」と力強く語った。

保育施設の園児と交流する3力士

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