クリント・イーストウッドの娘(31)、恋人へのDV容疑で逮捕 750万円を支払い保釈
クリント・イーストウッド(94)の娘で女優のフランチェスカ・イーストウッド(31)が、ドメスティックバイオレンスの容疑で逮捕された。現地メディアによると、フランチェスカは米カリフォルニア州のビバリーヒルズをドライブ中、恋人と喧嘩になり、身体的暴力を振るったという。フランチェスカは逮捕され、拘置所に収容されたが、その後保釈金を支払い、保釈された。
今年6月、フランチェスカ・イーストウッドがSNSに投稿した写真。父クリント、恋人、息子と一緒に父の日をお祝いした
クリント・イーストウッドの娘フランチェスカ・イーストウッドが現地時間12日、米ビバリーヒルズ周辺をドライブ中に恋人と口論になり身体的暴力を振るったと報じられた。
現地時間15日に米メディア『TMZ』が伝えたところによると、フランチェスカの恋人が警察に通報し、ビバリーヒルズ警察署(BHPD)のセーフティゾーン(安全地帯)まで運転して来るようにと言われたと、ある情報筋が明かした。
2人が同署に到着した際、話を聞いた警察官はフランチェスカの恋人が負傷していることを確認すると、フランチェスカはドメスティックバイオレンスの重罪で逮捕され、起訴されたという。
BHPDのアンドリュー・マイヤーズ警部補は、米メディア『Fox News』の取材に対し、12日午後10時42分頃に「ドメスティックバイオレンスの可能性がある」との無線通報を受け、BHPD本部のセーフティゾーンに駆けつけたと語った。
そして捜査の結果、供述と負傷に基づいてフランチェスカは逮捕され、BHPDの拘置所に収容された。13日午前2時6分に書類送検され、「暴行・ドメスティックバイオレンス・人身傷害(配偶者または同居人への虐待)」で逮捕された。
その後、5万ドル(約750万円)の保釈金を支払い、拘置所から保釈された。警察当局は、被害者の身元については明らかにしていない。
クリントは6人の女性との間に8人の子どもをもうけている。彼の7番目の子であるフランチェスカは、女優フランシス・フィッシャー(72)との間にできた一人娘だ。
クリントとフランシスは1989年に出会い、1990年に交際を公表し、クリントが監督・主演を務めた西部劇映画『許されざる者』(1992年米公開)で共演した。同作はクリントの作品賞と監督賞を含む4つのアカデミー賞を受賞した。
フランチェスカが生まれた後、クリントとフランシスは1995年に破局した。
フランチェスカは父と同じく演技の道を歩み始め、クリントの監督・主演映画『トゥルー・クライム』(1999年米公開)では、クリント演じるスティーブの娘ケイト役を演じた。
それ以来、フランチェスカは数々の映画やTVシリーズに出演し、クリントの監督引退作と言われている法廷映画『Juror No.2(原題)』(2024年11月米公開予定)にも出演している。
2012年には、イーストウッド家の生活に密着した米リアリティシリーズ『Mrs. Eastwood & Company』で、クリントと当時の妻ディナさん、娘モーガンさんとともに出演した。
2013年には、俳優ジョナ・ヒルの兄で米バンド「マルーン5」のマネージャー、ジョーダン・フェルドスタイン氏(2017年に他界)と結婚したが、わずか1週間で婚姻が無効になった。
その後、パーソナルトレーナーのアレクサンダー・レイスさんと交際し、2018年に息子タイタンくんをもうけた。
画像は『Francesca Eastwood Instagram「So proud for @1517toparis」「Happy Father’s Day boys」「I requested a pose for a cute memory with mommy…」』より
(TechinsightJapan編集部 寺前郁美)