3月22日から4月6日まで 桜の名所で「着物deおさんぽ」 和装での散策を呼び掛け
山口市の桜の名所である一の坂川周辺や、歴史的風情を感じさせる竪小路付近において、和装での散策を呼びかける催し「着物deおさんぽ」が、3月22日(土)から4月6日(日)まで開かれる。2019年5月の初開催以来、毎年春と秋に実施されており、今回で13回目となる。主催は山口市で、大路ロビーの指定管理者・NPO法人大路小路まち・ひとづくりネットワーク(内山秋久代表)が企画・運営を担う。
期間中、着物を身に着けて、協賛している16の店舗・施設を利用すれば、さまざまな特典やサービスが受けられる。
また、着物で期間中に来場し、感想や写真をインスタグラムに投稿すると、オリジナル手ぬぐいまたは、フェースマスク「ゆだうるる」がもらえる。投稿する際は、「着物deおさんぽ」のインスタグラムをフォローし、「#着物deおさんぽ」とハッシュタグをつける。そして、大路ロビーのスタッフに投稿画面を見せると、その場で品物を受け取ることができる。
プロカメラマンに自身の姿を桜並木で撮影してもらえる催しは、3月29日(土)、30日(日)、4月5日(土)の午前10時半から午後3時まで。1組15分で、料金は1000円。撮影データは、後日専用アドレスからダウンロードできる。前日までに大路ロビー(下竪小路、TEL083-920-9220)への予約が必要だが、当日でも空きがあれば参加可能。
着物を持っていなかったり、自分で着付けられなかったりする場合でも、山口市菜香亭(天花、TEL083-934-3312、火曜休館)、部坂呉服店(上竪小路、TEL083-923-1889、無休)、LAWAKU(下市町、TEL083-902-6454、火曜店休)でレンタルや着付けサービスを利用できる。いずれの施設・店舗も予約が必要だ。
4月6日には、国宝・瑠璃光寺五重塔が建つ香山公園(香山町)内の茶室「露山堂」で「お茶体験」ができる。時間は午前10時から午後2時まで。予約不要で、体験料は500円。
また、着なくなった着物を出品し、別の出品者の着物を譲り受けることができる「着物交換会」も実施される。出品する着物等を3月22日(土)午後5時までに大路ロビーに持ち込むと(1人5点まで)、枚数に応じて交換券がもらえ、交換会への参加予約ができる。持ち込めるのは、着物、帯、羽織・コート類で、襦袢(じゅばん)・帯揚げ・帯締めは未使用のものに限る。傷みや汚れのあるもの、身丈が150センチ以下のもの、ウール製品などは不可。交換会は、同23日(日)午前10時から正午まで、山口市菜香亭で開かれる。