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妙高市制施行20周年の節目祝う記念式典 市民ら800人が未来へ思い新たに

上越タウンジャーナル

新潟県妙高市の市制施行20周年を祝う記念式典が2025年5月10日、同市上町の市文化ホールで開かれた。20年の歩みを映像で振り返ったほか、地元の子どもたちによる書道パフォーマンスや合唱が披露され、集まった市民ら約800人が、さらなる市の発展に思いを新たにした。

《画像:記念式典で子どもたちが披露した妙高市の歌の合唱》

2005年4月1日、旧新井市に妙高高原町、妙高村が編入合併し、郷土の名峰の名を掲げた妙高市が誕生した。合併当時約3万8000人だった人口は3万人を割り込み、4月末現在で2万9184人となっているが、妙高高原地域での大型リゾート開発や、今秋には図書館を核に子育て支援や市民交流機能を備えた複合施設「まちなか+」の開館が控えており、地域活性化への期待が高まっている。

《画像:オープニングで「躍動」の文字を書く新井高校書道部》

式典には市民をはじめ、関係自治体や団体、国会議員らが出席。オープニングを飾った県立新井高校書道部は、未来への願いを込め「躍動」の文字を力強く書き上げた。NPO法人ワセダクラブ北信越支部も笑顔あふれるチアリーディングで会場を盛り上げた。

《画像:会場を沸かせたチアリーディング》

あいさつに立った城戸陽二市長は、日頃の感謝を伝えるとともに、これまで取り組んできた子育て支援や移住定住の促進などを挙げ「人口減少が続いている状況に変わりはないが、改善傾向にある。20年間の力強い足跡と地域の絆を礎に、新しい発想とチャレンジ精神で、持続可能な妙高の未来を切り開いていく」と決意を述べた。

《画像:式辞を述べる城戸市長》

《画像:会場には約800人が集まった》

20年を振り返る映像の中では、ゆかりの著名人からビデオメッセージもあり、パリ五輪陸上女子1万mで、同市から初めて夏季五輪に出場した小海遥選手(22、第一生命グループ)は「帰省で新幹線を降りた瞬間、おいしい空気をたくさん吸うのが何より楽しみで、そんな妙高市が大好きです」、同市で夏合宿を行う駅伝の強豪校、青山学院大学陸上競技部の原晋監督(58)は「素晴らしい市民の皆さんに愛される妙高市と共に青山学院大学も突き進んでいきたい」などと言葉を寄せた。

《画像:20年の歩みを振り返る映像》

《画像:ビデオメッセージを寄せた小海選手(左)と原監督》

市政功労者表彰も行われ、北京五輪スノーボード女子ハーフパイプ銅メダリストの冨田せな選手(25)らに表彰状が贈られた。

《画像:市政功労者表彰を受ける冨田選手ら》

エンディングでは同市出身者らがアンサンブルを披露したほか、市内の小中高生らが妙高市の歌「めぐる季節は」を合唱し、出席者も声を合わせた。

《画像:同市出身者らによる演奏会》

同市五日市から家族で参加した自営業の男性(45)は「式典を通して妙高市の素晴らしさを改めて感じた。子どもが伸び伸びと育ち、若者が元気に働けて、高齢者も安らぎの中暮らせる温かなまちになってほしい」と話していた。

市は周年行事として、9月7日に人気音楽番組「NHKのど自慢」の公開収録、21日には著名人による記念講演会、10月4日にはイベントに合わせ、ドローン花火の展示飛行などを予定している。

妙高市制施行20周年 - 妙高市( https://www.city.myoko.niigata.jp/docs/66827.html )

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