加齢には関係なく食欲が止まらない、体調によって摂取エネルギーを抑えたい!場合の食材の選び方や調理の工夫とは?【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】
エネルギーを減らしたいとき【70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう】
加齢には関係なく食欲が止まらない場合や持病、体調によってはエネルギーを抑える食事が必要なこともある
年齢を重ねるにしたがって、食べる量が減ってくる人も多いのですが、活動量は減っているのに以前と変わらず食欲があり、必要以上に食べてしまうという人もいます。その場合は、「シニアになったからエネルギーたっぷりでいい」とは限りません。かかりつけの医師がいれば、現在の健康状態をみてもらい、必要ならエネルギーを減らすくふうをしましょう。肥満が招く病もあります。糖尿病などの持病がある人は、主治医の指示にしたがって、正しく栄養管理をしてください。
エネルギーを減らすくふう
電子レンジでも本格派メニュー
【出典】『70歳からおいしく栄養がとれる食事のくふう』
監修:特定非営利活動法人 京都栄養士ネット 日本文芸社刊
監修者プロフィール
訪問栄養食事指導で地域の皆様の健康と栄養をサポートする管理栄養士のグループ。メンバーは京都府栄養士会の会員。2018年9月に認定栄養ケアステーションの認定を受け、京都府全域で訪問栄養指導を中心とした活動を行っている。2021年10月より機能強化型栄養ケアステーションに移行認定。在宅で療養されている方を訪問して、その方にあった食事の作り方やどの程度栄養量が摂れているか何を補えばよいかなどを、その方の嗜好や生活環境を大事にしながら、一人ひとりその人にあった形で提案し、実践してもらえる支援を目指し、多職種と連携し活動している。