第一中おやじの会 卒業祝う藤沢の花 被災地へ届けて13年
藤沢市立第一中学校の保護者やOB、卒業生等で構成されるボランティア団体、第一中おやじネットワーク(DON)は、震災復興交流活動の一環として岩手県陸前高田市と宮城県東松島市の「第一中学校」の卒業生に鉢植えの花を贈っている。今年も1日と8日、同校で藤沢産パンジーの鉢植えに卒業を祝うメッセージを張り付ける作業が行われた。
1日には東松島市の鳴瀬未来中学校(旧鳴瀬第一中学校)への約70鉢、8日には陸前高田市の高田第一中学校への約80鉢に、美術部生徒の描いたイラストとメッセージのカードを張り付けた。活動は13年続いており、同会代表の沼上弦一郎代表は「震災の後に生まれた生徒たちが交流する縁が生まれている。皆さんの善意と支援で継続できありがたい。これからも続けていけたら」と話す。