【船橋市】来季は優勝パレードを!クボタスピアーズ船橋・東京ベイシーズン終了報告会
船橋市を本拠にするラグビーチーム「クボタスピアーズ船橋・東京ベイ」の選手ら15人が6月5日、ららぽーとTOKYO-BAYでリーグ戦準優勝を報告しました(主催:船橋市プロスポーツ等連携推進委員会)。
熱い応援! オレンジアーミー大集合
300人以上のオレンジアーミー(スピアーズのファン)で埋まった中央広場の会場は、選手が登場すると熱気が爆発。
シーズンを振り返り、キャプテンのマキシ選手ら全員がオレンジアーミーの熱い応援に感謝。
来季は3年ぶりに優勝トロフィーを奪還すると誓いました。
質問コーナーで「FWはスクラムになった時、『ああ、またか』という気分になりませんか?」と男の子が聞くと、プロップの甲斐選手が「なります」と素直な答え。
会場は爆笑に包まれました。
「来季、優勝して市内パレードを!」と迫るファンの要望に、出席した松戸徹市長は右手を上げ応えました。
最後まで逆転だけを見据えた15人
選手のサイン入りラグビーボールプレゼントで、フッカーの大熊選手が抽選のくじを引くと、先ほど質問した「ああ、またか」の男の子に大当たり!
ジャンプして大喜び、ステージで大熊選手と涙を流して抱き合ったその少年は、ラグビー経験1年の菅原維吹(すがはらいぶき)君(8)。
将来の夢はラグビー日本代表だそうです。
決勝戦で唯一のトライを挙げた前キャプテンの立川選手が最後にコメント。
「残り7分、5点差。逆転だけを考えていました。若い選手も育って、来季も期待してください」と力強く締めくくりました。(取材・執筆/マット)
今季リーグワンのクボタスピアーズ船橋・東京ベイ
リーグ戦では14勝2敗2分けの好成績を収め3位、守備力1位の強さを発揮。
プレーオフでは東京SG、埼玉WKを破って決勝進出するも、BL東京に惜敗し準優勝。
加えてフェアプレーチーム賞も受賞しました。
クボタスピアーズ船橋・東京ベイ
練習場所/千葉県船橋市栄町2-16-1
選手数/62人
創設年/1978年(クボタ東京本社に同好会として誕生)
主な戦績/94年に1部昇格、22-23シーズンに初優勝
スローガン/TAKE YOUR SHOT
主力選手/立川理道(元主将)、ファウルア・マキシ(現主将)、甲斐登生、大熊克哉、他
チーム名の由来/「槍のように突き進む姿勢」から
マスコット/ スッピー(5歳)。趣味はふなばし三番瀬海浜公園の散策と潮干狩り