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クラウドセキュリティサービス“HENNGE One”って何?

文化放送

3月31日から新しく始まった「HENNGE presents BIZ-TECH Lounge」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)。この番組は、空港のラウンジでゆっくりとくつろぎ、ゲストとの会話をヒントに、ビジネスの上昇気流に乗り、さらなる飛躍へと導く番組だ。第一回目となる今回は、番組パーソナリティのHENNGE株式会社代表取締役社長、小椋一宏氏が自社の取り組みについて詳しく話した。

文化放送アナウンサー・甲斐彩加(アシスタント)「さあ、番組が始まりましたけど、どんな番組にしていきたいですか?」

HENNGE株式会社代表取締役社長・小椋一宏氏(パーソナリティ)「“BIZ”と“TECH”という題名が付いていますが、ビジネスの世界とテクノロジーをつなぐ人たちの日々の努力や困っていること、あるいはそれによって世の中にどういうことが起こっているのか、といったことを紹介していきたいと思います」

甲斐「まずは、小椋さんが代表取締役社長を務めるHENNGE株式会社の企業プロフィールを紹介いたしますHENNGE株式会社は、1996年に設立しました。“テクノロジーの解放で世の中を変えていく”を理念に、テクノロジーと現実の間のギャップを埋める、独自のサービスを開発・販売しているSaaS企業です。国内シェアNo.1のクラウドセキュリティサービス“HENNGE One”を提供しています。2019年10月、東京証券取引所マザーズ市場に上場。2022年4月、東証グロース市場に移行しました。今、紹介の中に出て来たSaaSとは何ですか?」

小椋「ソフトウェアをインターネットを介してお客様に提供しているスタイルのことをSaaSと呼びます。昔はソフトウェアと言ったら、お店で売っているものを買ってきて、パソコンにインストールして使いました。そういう販売形式だと、一回販売したら、買い切りというか、お客さんがずっと使っているだけになります。SaaSというのはそうではなくて、お客さんに対して毎日サービスを提供して、インターネットを通して提供しているような形態のことを言います。今、皆さんがインターネットで使っているようなサービスのほとんどがこの形態になります」

甲斐「改めて、HENNGE株式会社の事業内容を教えてください」

小椋「私たちは、SaaSを使う会社様に便利なSaaSを売っている、ちょっとややこしい事業スタイルになっています。今、企業の情報システムが、SaaSを使うスタイルに急速に移行しています。昔は、タイムカードを押すシステムや会計のシステムが会社の中にありました。これが今は、会社の中にあるのではなく会社の外にあります。インターネット上で提供されていて、それを会社の人たちがパソコンやスマホからアクセスして使うスタイルに変わってきています。なので、人事給与システム、労務管理システム、チャットのシステムなどをその会社の外にあるSaaSで提供されだしていて、これを会社がたくさん使うようになると、色々なセキュリティ上の問題が出てきます。例えば、誰がいつ、どのサービスを使っているか分からないとか。こうした不安や懸念によって、企業がなかなかSaaSを使ったワークスタイルに移行できないという悩みがあります。これを解決したいというのが、私たちの想いで、これを解決するために“HENNGE One”というサービスを提供しています」

甲斐「その“HENNGE One”は、どういったものになりますか?」

小椋「企業が、クラウドやSaaSを活用していこうと思った時に、色々な課題にぶつかります。例えば、人事労務管理のSaaSと名刺管理のSaaSといった具合に、色々なSaaSをいっぱい使っていく状況になると、例えば単純な課題としては、会社に1人新しい人が入ってきたら、それぞれのサービスのIDとパスワードを、10個サービスを使ったら10個発行して、それを従業員さんに渡さないといけない。従業員さんはそれを10個全部覚えないといけない状態になります。そうすると、どうしてもそのパスワード忘れちゃったりすることが起こったりしますし、企業としては、そもそも10個発行すること自体が負担だったりします。
SaaSを活用していこうとすると、こうした小さな課題が、たくさんあります。これを解消し、SaaSを活用して、生産性の高い働き方に移行していくことができるような情報システムを作っていく、応援をしているというのが“HENNGE One”というサースです」

甲斐「“HENNGE One”の強みはどんなところですか?」

小椋「お客様と共に進化を続けていることだと思います。お客様の課題は、日々変わっていっており、新しい課題にお客様が直面しています。これに対して、理想としては、本当に毎日アップデートする課題を解決できるものを提供していきたいというところが、理想としてあります。これをなるべく実践できるように、社内全体で取り組んでいるところが強みだと思います」

甲斐「今後の展望はいかがですか?」

小椋「私たちは、上場企業の16%~17%ぐらいしかお手伝いできていません。なので、残りの企業様は、やはりまだSaaSとクラウドに全力で取り組んでいないという状況になっているので、これをどんどん応援していきたいなと思っています。日本全国のすべての規模の企業様に、SaaSとクラウドでエンパワーメントされたワークスタイル、働き方を届けていきたいと思っていますし、その先は世界中のお客様に、そういった力を届けていきたいなと思っています」

番組では、この他に小椋氏が「DXを推進していく中で感じる壁」や「経営者として大事にしていること」について語った。

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