自律神経に素早くアプローチできる!ツボ押しが高血圧に効く理由とは?【1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法】
ツボで血圧が下がる仕組み
ツボ押しは体をめぐる気(エネルギー)の流れを調整し、心身の健康を維持する東洋医学の治療法です。気の通り道を経絡といい、経絡の要所にあるのが経穴、いわゆる「ツボ」になります。このツボを西洋医学の視点から見ると「神経が集中している場所」ととらえることができます。
私たちの体は神経というネットワークを全身に張りめぐらすことで、わずかな変調も脳に伝える仕組みを備えています。異変を察知した脳が素早く対処することで、症状が現われる前にトラブルや病気を防ぐことができるわけです。この優れた情報網が停滞しやすい場所がツボです。交通量の多い交差点と同様に、神経が交錯するツボでも渋滞が起きがち。これを交通整理して、脳への神経回路の通りをスムーズにするのが「ツボ押し」なのです。
こうして自律神経に直接アプローチできるのはツボ押しならではのメリット。しかも薬のように強制的ではなく、そのときの体にとってベストな血圧値まで下げてくれます。不自然な下げすぎも、副作用もありません。体にやさしい、有効で優れた降圧方法なのです。
運動効果で血行不良が解消されると、肌ツヤや髪の毛のハリも出てきます。さらに、「加藤式降圧ストレッチ」や「バンザイ体操」は姿勢の改善効果が期待でき、見た目も若返ります。
出典:『1週間で勝手に血圧が下がっていく体になるすごい方法』