地方都市の“女風”でイケメン率爆騰中 夢破れたヤル気ないオトコの巣窟に?
「イケメンって、年をとってイケメンじゃなくなったらどうするの?」という疑問を持つ女性はとても多いです。
そのルックスの良さを活かして生き残っていこうとするイケメンも少なくありません。一例をお伝えします。
【内藤みかのあたらしいのがお好き】
美女の「その後」には明るい未来が
年齢を重ねた美人の生きかたとは、どのようなものでしょうか。
例えばミスコンに出場するほどの美人さんは、その美しさを活かして美容家やモデルとして活動したり、起業する人もいれば、起業家などに見そめられて結婚したりと、華やかな人生を送るケースも少なくありません。
YouTuberやインスタグラマーとして、美を保つための秘訣やおしゃれな日常を発信するケースも。
近頃は50代になっても美を保つ美魔女も多く、ミセスコンなどで美を競う人もいます。
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じゃあ…イケメンのその後は?
しかしイケメンのその後は、美人ほどははっきりとした道がありません。
男性美容家はまだ少なく、モデルの仕事もそれほど多くはない、ライブ配信をしても女性ほど投げ銭をもらえるわけではない…などと、今後の生きかたに悩むイケメンは少なくありません。
受け入れ先として、夜の世界、ホストやメンズコンカフェなどはありますが、40代や50代になってもそこで働くことができる人はごくわずかです。
化粧品を開発するなどの起業系で頑張る人もいますが、すぐに軌道に乗るわけではなく、起業資金も必要です。
起業も諦めた末、32歳でママ活を
ここで1人の男性の例をご紹介します。東京で芸能の道を目指していたJさん(32)は、芽が出ないために夢をあきらめ、実家のある地方都市で暮らしています。
地元で彼が目指したのは不動産会社の経営でした。理由は「不動産会社は儲かりそうなイメージだから」。けれど、どのようにしたら会社を経営できるのかもわからず、右往左往していたそうです。
そこで彼がひらめいたのは、「会社経営をしているマダムにママ活をして、お小遣いをもらいながら、起業ノウハウを教えてもらう」という道でした。
しかし地方都市なので、マッチングアプリで探しても、そうした女性からお声がかかることはありませんでした。
マッチングはするけれど…
Jさんは韓流タレント風のカッコイイ外見をしているため、女性からの「いいね!」は数多くありました。
しかし、そのほとんどが同年代や年下の女性で、彼女らの目的は恋愛。デートをしても奢ってもらいたがる世代なので、その人たちとマッチングすることは避けたそうです。
そこで「年上大好き」とプロフィールに書いたところ、アラフォーやアラフィフからの「いいね!」が舞い込みましたが、そのほとんどは人妻で、仕事をしていても会社員ばかり。
なかなか経営者にたどり着くことができなかったのです。
地方で「夜のご奉仕」の仕事
結局Jさんは今、女性用風俗のセラピストとして働いています。男性版デリバリーヘルスのような仕事で、ホテルの部屋に出向き、お客様に性的なマッサージをするというものです。そのルックスの良さから指名の本数は多いので、地方なりに稼いでいるのだとか。
Jさんがこの仕事を続けている大きな理由が、念願の女性経営者とお近づきになれるところ。東京から地方に講演や出張に来た女性社長が利用することがあるのです。
ベッドの上でJさんは「起業に興味があるので教えてください!」と女性社長にアピールしているのです。
必要なのはヤル気?
けれど、まだ一度も起業のレクチャーを受けたことはないそうです。「女性社長に気に入られて起業資金の支援も受けたいんですが」とJさんは残念そう。
マッサージはかなりサービスしたのかと聞くと、「普段は女性にしてもらうことが多いので、大したことはできません」という返事。
残念ながら、顔の良さでトクをしてきた男性に足りないのは、ひたむきな努力のようです。まずはベッドの上のサービスを頑張り、ヤル気を見せることで、Jさんの人生は道が開けるのかもしれませんね。
(内藤みか/作家)