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<愛せないママでごめんね>愛情たっぷりの子育てができない……「産む前に戻りたい」【まんが】

ママスタセレクト

写真:ママスタセレクト

私は現在、生後8ヶ月の息子エイタを育てています。

エイタが私に背中を向けて、別の遊びを始めるとどこか「ホッ」としてしまう自分がいました。

エイタはこんなにも私を求めてくれているのに……。私の心には「ズシン」という罪悪感だけが圧し掛かるのでした。

私はエイタに対して、愛情が持てないのです。こんなにも自分を必要としてくれて、愛おしいはずの存在なのに、愛情を持って接してあげることができない。毎日こんなことを思ってしまうのです。最低だと思います。最低すぎて、自分でも情けないです。けれど子どもを持てば、当たり前に「愛情たっぷり」に子育てができると思っていました。子どもを産んでから分かった現実。私は目の前のエイタを、これからどう育てていけばいいのでしょうか……?

妊娠したときは嬉しかったのにナゼ?子育てから逃げたい!

「子どもを産まなきゃよかった」なんて、口が裂けても言ってはいけないことなのは分かっています。だからひたすら心の中で呟くだけ。けれど、そんなことを思ってしまう自分に幻滅し、また落ち込んでしまうという負のループから抜け出せずにいました。

愛情が持てず苦しい!私以外のママは、みんな幸せそう……

友人の言葉は間違ってはいないでしょう。育児が大変だなんて、エイタを授かる前から多少なりとも予測はできていたことです。それでも「子どもが欲しい」と思い、親になったのに、その現状に「愛情が持てない」なんて言うのは、エイタには関係のない話です。そんなときに出会った保健師さん。優しく声を掛けてもらい、少しだけ気持ちがホッとしました。

保健師さんの言葉にナミダ「正解はない!愛情は育むもの」

私の吐き出した気持ちを受け止めるかのように話す保健師さんのゆっくりとした言葉は、私の心にスルスルと流れ、しみ込んでいくようでした。エイタに罪悪感を持つことが、すでに「愛情」……? 私にとって今までになかった考えでした。

「愛情のカタチは人それぞれ」理想の母親像に縛られないで

保健師さんとの話が終わると、ニコニコ笑顔のエイタが戻ってきました。私はエイタを抱きしめながら、「エイタが泣いていると苦しいけれど、笑っていると嬉しくなる」ということに気がつきました。これが今の私なりの「愛情の印」なのかもしれません。まだまだ続く育児生活ですが、保健師さんからの言葉を胸に、自分なりの「母親像」を見つけていきたいと思います。


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