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約2万匹のマイワシが天の川をつくる? アクアワールド茨城県大洗水族館で<七夕イベント>開催【茨城県大洗市】

サカナト

アクアワールド茨城県大洗水族館の「IWASHI LIFE」(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

アクアワールド茨城県大洗水族館は6月5日、水族館で七夕を楽しめるイベント「七夕アクアワールド」を開始しました。7月7日までの開催です。

期間限定の「七夕水槽」が登場するほか、約2万匹のマイワシが群れで動く「IWASHI LIFE」を特別バージョンで楽しむことができます。

七夕を彷彿とさせる魚たち

このイベントでは、館内の3階「総合案内所前」に七夕を彷彿とさせる和名を持った魚たち(アオギハゼ、ナガレボシ)が登場。

七夕水槽(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

七夕水槽」と名付けられたこの展示の周辺には、大洗町内の保育園児たちが色塗りをした七夕飾りも展示されています。

独特な泳ぎ方が特徴<アオギハゼ>

アオギハゼ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

アオギハゼTrimma caudomaculatum はハゼ科ベニハゼ属に分類される体長3センチ程度の小型種。日本では八丈島や琉球列島などの南方域に分布し、洞窟や岩の影などくらい場所を好んで暮らしています。

アオギハゼは遊泳性のハゼ科で、腹側を上にしてホバリングする独特な泳ぎ方が特徴。これは和名の由来にもなっています。

見ようによっては、アオギハゼの独特な泳ぎ方が天を仰ぎ満天の星空を眺めているようにも感じられるかもしれません。

流れ星に見えるから<ナガレボシ>

ナガレボシOstorhinchus selas はテンジクダイ科に分類される小型の魚です。日本では琉球列島や屋久島などに生息し、サンゴ礁域で小さな群れを形成することが知られています。

ナガレボシ(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

尾柄には眼とほぼ同じ大きさの黒斑を持つほか、体側に明瞭な縦帯を持つことが特徴。

これらの模様が長く尾を引く流れ星に見えることが名前の由来とされています。

七夕をテーマにした特別バージョン

2・3階の出会いの海ゾーン「出会いの海の大水槽」では、「IWASHI LIFE」が七夕をテーマにした特別バージョンで開催されます。

IWASHI LIFE(提供:公益財団法人いばらき文化振興財団)

このプログラムでは、体側の斑点に由来した「ナナツボシ」という別名を持つマイワシが約2万匹群泳。夜空や海を彷彿とさせるBGMや、光の演出で生き物たちが天の川を作り出します。

他にも七夕に因んだプログラムを開催

「七夕アクアワールド」では、七夕水槽やIWASHI LIFE 七夕バージョンのほかにも、アシカのあさんぽタイム~七夕バージョン~や夜の水族館「NIGTH AQUAWORLD」などを開催。生き物と触れ合う時間や神秘的な展示を楽しむことができます。

アクアワールド茨城県大洗水族館で、七夕を感じながらゆったりとした時間を過ごしてみてはいかがでしょうか。

詳しくはアクアワールド茨城県大洗水族館の公式WEBサイトで確認することができます。

※2025年6月6日時点の情報です

(サカナト編集部)

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