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【保存版】和食の源流・京都が誇る食品食材の発祥地☆みたらし団子&和菓子~納豆【厳選9件】

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【保存版】和食の源流・京都が誇る食品食材の発祥地☆みたらし団子&和菓子~納豆【厳選9件】

おおきに~豆はなどす☆今回は和食の源流京都ならではの食品、食材の発祥地を集めました。みたらし団子から和菓子食材、漬物や納豆まで。

『みたらし団子』発祥地!下鴨神社門前菓子「加茂みたらし茶屋」

左京区下鴨にある世界遺産・下鴨神社。その本殿東側に門前ある、みたらし団子の総本山とも言うべき和菓子の老舗『加茂みたらし茶屋』。下鴨神社境内の御手洗川の泡とかたどって誕生したと伝わるみたらし団子はここが発祥地。お店ではテイクアウトはもちろん、出来立ての香ばしさ絶品のみたらし団子がいただけます。

名称:加茂みたらし茶屋
場所:京都市左京区下鴨松ノ木町53
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奥座敷・大原にある京都三大漬物の一つ『しば漬』発祥地

左京区、京都の奥座敷とも言われる大原、天台宗寺院『寂光院』。大原の代表的な観光名所でもあり。そこで食されていた漬物が建礼門院徳子の献上品として認められ、誕生したのが『しば漬』で、ここが発祥地と言われています。そしてしば漬は京都三大漬物の一つにも数えられています。ちなみにしば漬けの参考画像は大原の老舗漬物・土井志ば漬け本舗。

名称:寂光院
場所:京都市左京区大原草生町676
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和菓子に欠かせない『寒天』発祥地!精進料理の僧侶が命名した偶然の産物☆

17世紀半ば、現在の伏見区・伏見中学校あたりにかつてあった旅籠『美濃屋』にて、冬場の寒さで凍結したところてんからヒントを得て誕生したのが、和菓子などで幅広く活用される『寒天』。さらに宇治・黄檗山萬福寺を開創した隠元禅師に『寒天』と命名され、以降精進料理(普茶料理)の食材として奨励され、それが寒天の起源であると伝わっています。ちなみに寒天を使用した甘味の参考画像は大極殿本舗栖園『琥珀流し』。

名称:寒天発祥之地
場所:京都市伏見区御駕籠町97
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『えごま油』発祥地で油の神様☆石清水八幡宮元宮「離宮八幡宮」

京都府乙訓郡大山崎町にある、石清水八幡宮の元宮と称されている神社『離宮八幡宮』。中国から伝来のシソ科の植物・荏胡麻(えごま)から搾ったえごま油の発祥地と伝わっています。鎌倉時代、朝廷から『油祖』として全国のえごま油の販売権を独占し、『油座』が置かれた場所で、油の神様を祀る神社。

名称:離宮八幡宮
場所:京都府乙訓郡大山崎町大山崎西谷21−1
公式サイト:http://rikyuhachiman.org/
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『お茶の京都』が誇る日本の『緑茶』発祥地☆宇治田原

京都府綴喜郡宇治田原町。通称『お茶の京都』として知られているエリア。800年の歴史を持つお茶どころで、日本の緑茶発祥地であり、抹茶、煎茶、玉露を生み出したエリアとして知られています。ここでは、磨かれた茶文化や茶畑の眩い景色が今も息づき、山間の至る所で大小さまざまな茶畑が展開。製茶場も多数あり、中には抹茶スイーツを提供する製茶場も。ちなみに抹茶スイーツ参考画像は製茶場カフェ「お茶の郷木谷山」の抹茶ソフトクリーム。

名称:お茶の郷木谷山
場所:京都府綴喜郡宇治田原町岩山休場8
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『納豆』発祥地説の有力スポット寺院「常照皇寺」

右京区、京北にある臨済宗天龍寺派の禅寺『常照皇寺』。南北朝時代に北朝初代の天皇となった光厳上皇により開山。全国には納豆発祥地として名乗りを上げている場所が多数ありますが、現存する最も古い記録からここが発祥地と言われています。寺所蔵の絵巻には寺の住職が光厳上皇に納豆を振る舞う様子が描かれ、これが有力な発祥地根拠とされています。
※諸説あります。

名称:常照皇寺
住所:京都市右京区京北井戸町丸山14−6
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京野菜・春の味覚タケノコ発祥の寺院「寂照院」

京都府長岡京市にある、京野菜にも数えられる筍『孟宗竹(もうそうちく)』発祥の寺院『寂照院』。安貞元年(1227)に曹洞宗・永平寺を開いた道元禅師が中国江南地方から持ち帰り、日本で初めて孟宗竹をこの地に植えたと伝わっています。もともと観賞用だった孟宗竹は、大きくて肉厚、柔らかく、えぐみが少ないため、江戸時代後半以降から食用に。特に孟宗竹は日本の数あるタケノコ品種の中で一番メジャーな品種にあたり、今では京料理や和食において、春の味覚として欠かせない食材。

名称:寂照院
場所:京都府長岡京市奥海印寺明神前31
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スイーツ和菓子好き必訪☆『小倉餡』発祥地

右京区嵯峨野にある古刹・二尊院境内にある石碑。その場所が和菓子の基本である小倉餡発祥地と伝えています。平安京が出来て間もなく、当時この小倉の里にいた菓子職人がつくったことが始まりとされます。空海が中国から持ち帰った小豆の種子を栽培し、それに御所から下賜された砂糖を加え、煮つめて餡を作り御所に献上したのが小倉餡。 その後、洛西を中心に小豆が広く栽培され、江戸時代には茶道の菓子にも用いられ、ハレの料理にも加えられるようになったとか。

名称:小倉餡発祥の地(二尊院境内)
場所:京都市右京区嵯峨二尊院門前長神町27
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嵐山渡月橋スグの和菓子の歴史をたどる『煎餅』発祥地☆

京都随一の観光スポットとして知られる嵐山渡月橋スグの場所、和菓子の名店の店先にある案内板。それには、ここが『煎餅』発祥地であることを示しています。煎餅の歴史は古く、大同6年(806)、唐に渡った空海が帰国後、山城国の住人であった和三郎に伝授したのが始まり。葛根と米粉に糖蜜などをまぜて練り、亀の子型で焼いた「亀の子煎餅」を嵯峨天皇に献上。天皇はことのほか喜ばれ、和三郎は亀屋和泉藤原政重と号し、嵯峨御所御用達の菓子店に。

名称:煎餅発祥の地
場所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町20(老松前)
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最後に

いかがでしたか?和食の源流とも言える京都は、食品・食材発祥地の宝庫。それぞれの歴史を知れば、和食に対する理解も深まり、より味わい深いものとなります。ご参考に。ヨ~イヤサ~♪

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