Yahoo! JAPAN

アウトドアリビングってマンションでもつけられるの?ポイントや注意点をチェック

リブタイムズ

アウトドアリビングってマンションでもつけられるの?ポイントや注意点をチェック

お家時間が増えて人気が高まっているアウトドアリビング。マンションでも取り入れることは可能なのでしょうか。

そこでこの記事では、アウトドアリビングがマンションでもできるのか解説!導入する際の注意点やポイントについてもご紹介します。

アウトドアリビングとは?マンションでも可能?


アウトドアリビングとは、庭やベランダなどをリビングと連動させ、生活空間の一部として利用できる空間のことです。庭とリビングをつなげてアウトドアリビングにすることで、開放的で非日常的な住まいを楽しめるメリットがあります。

アウトドアリビングは、工夫次第で賃貸マンションでも実現可能です。しかし、リビングとベランダがつながっている場合に限ります。ベランダとリビングの高さを揃えるよう、ベランダにウッドデッキを敷くことで、アウトドアリビングになります。

アウトドアリビングの活用事例

アウトドアリビングは、アイデア次第で楽しみ方は無限大です。いつも飲むコーヒーをカフェ気分で楽しんだり、子供と水遊びをしたりと、自分好みの楽しみ方を見つけてみてください。ここではアウトドアリビングでおすすめの活用事例を2つ紹介します。

アウトドアリビングの使い方①景色を楽しみながらカフェ気分を楽しむ


天気の良い日は、テーブルやチェアを置いて、景色を楽しみながらカフェ気分を楽しむのもよいでしょう。コーヒーやお茶とともに外の風を感じながら読書をすれば、とても心地よい時間を過ごせます。見晴らしの良いマンションに住んでいる場合、開放感も楽しめますね。

アウトドアリビングの使い方②子供と水遊びができる

アウトドアリビングでは子供と水遊びも楽しめます。なかなか外出ができない昨今、子供と遊ぶ方法に困ってしまう方も多いのでは。アウトドアリビングに小さなプールを用意すれば水遊びが楽しめます。外では心配なトイレも、自宅であればすぐに対応できます。

アウトドアリビングをより快適にする4つのポイント

アウトドアリビングの設備にこだわることで、より快適な空間を作れます。屋根を設置して雨を防いだり、チェアやテーブルを置いたりなど、コノミヤライフスタイルに合わせてアレンジをしてみてください。ここでは、アウトドアリビングを快適にするポイントを4つ紹介します。

屋根や目隠しの設置

屋根や目隠しなど、設備を整えることでアウトドアリビングはより快適になります。屋根を設置することで雨を防ぐことができ、チェアやテーブルなど、濡らしたくないものを守ることが可能です。また直射日光を防ぐ効果もあるため、夏の暑い日でも過ごしやすくなります。

近所の視線が気になる方も、フェンスやフェードを取りつけて目隠し効果を狙うのがおすすめです。アウトドアリビングで快適に過ごすためにも、プライバシーを確保するとよいでしょう。

チェアやテーブルの配置

アウトドアリビングにチェアやテーブルを配置することで、外で食事や読書などを楽しめます。チェアやテーブルは移動しやすい軽いものを選ぶか、お手入れしやすく耐久性の高いものを選ぶとよいでしょう。またベランダの雰囲気に合わせて、色合いや質感を選ぶのもポイントです。

ガーデニングや家庭菜園で雰囲気アップ

アウトドアリビングの雰囲気を一層高めたい方は、ガーデニングや家庭菜園で緑を取り入れるとよいでしょう。カラフルなお花を育てることで、室内から鑑賞する楽しみもあります。雰囲気の良い空間を作ることで、友達を呼んでキャンプをする際にも一層楽しめます。

機能や雰囲気に合わせて床材を選ぶ

機能や雰囲気に合わせ、こだわって床材を選ぶことで、より快適なアウトドアリビングになります。アウトドアリビングでおすすめの床材は以下の3つです。

【ウッドデッキ】

アウトドアリビングの床材で最も定番なのがウッドデッキ。ウッドデッキはどんな庭の雰囲気ともマッチしやすく、ナチュラルな質感と木の温かなぬくもりを感じられます。キャンプをする際にも、雰囲気アップに効果的です。

【石張り】

アウトドアリビングでバーベキューをしたい方は、石張りがおすすめです。石張りであれば、バーベキューで炎が燃え移る心配もありません。手入れや掃除も簡単にできるため、機能性が高い点も魅力です。石の形や敷き詰め方など、デザインの自由度も広いため、自分の好きな雰囲気を作れます。

【タイルデッキ】

アウトドアリビングにタイルデッキを設置するのも、石張りと同様に汚れにくく手入れしやすいのが魅力。また、耐久性が高く色褪せにくいというメリットもあります。シンプルで洗練された雰囲気の空間をつくることができます。

アウトドアリビングのリフォームにかかる費用

実際にアウトドアリビングを作る際に、リフォームにどのくらい費用がかかるのか紹介します。庭の広さや状況、施工会社などによって費用は変わるため、おおよその相場として参考にしてみてください。

 施工内容 費用 メンテナンス工事 10〜20万 床材の施工 20〜30万 屋根の設置 20万 ベランダの取り替え 40万 ベランダ・バルコニーを広くする 100万〜


アウトドアリビングのメンテナンス工事は、防水・防サビなどの塗装工事になります。経年劣化による見栄えも改善できます。床材の施工は、タイルを敷き詰めたり、石張りにしたりといった施工内容です。広さや素材にもよりますが、大体30万前後が目安になります。

アウトドアリビングをする際の注意点3つ

アウトドアリビングは魅力的でメリットがたくさんありますが、気をつけなくてはいけない点もあります。

定期的なメンテナンスや雨風対策、虫を寄せつけない工夫、またプライバシーの確保にも気をつける必要があります。ここでは、アウトドアリビングをする際の注意点を3つ紹介します。

定期的なメンテナンスと雨風対策

アウトドアリビングには定期的なメンテナンスと雨風対策が必要です。経年劣化や雨風にさらされることで、ウッドデッキの木材は色落ちしたり、壊れやすくなったりします。見栄えに影響するだけでなく、安全性も損なわれるため、定期的にメンテナンスをすることが大切です。

またチェアやテーブルなどの家具を置いている場合は、暴風雨に備えてすぐに移動できる軽いものを選ぶのがおすすめ。防水加工を施し、雨をはじくようにしておくのもよいでしょう。

虫を寄せつけない工夫

夏場はアウトドアリビングに虫が発生しやすく、家の中に虫が入ってきてしまうことも。虫除け対策をしっかり行うことが大切です。

特にアウトドアリビングでガーデニングをしている場合、リビングの窓を開けるとすぐに虫が入ってくる可能性があります。虫除け機器を設置し、虫を寄せつけない工夫をするとよいでしょう。

プライバシー対策

アウトドアリビングは快適な分、きちんとプライバシー対策をすることが大切です。リビングと庭が連携しているアウトドアリビングは、外から室内が見えやすいというデメリットも。窓やカーテンの開け閉め、目隠し対策などでプライバシーを確保しましょう。

まとめ:マンションでも工夫次第で快適なアウトドアリビングが楽しめる!

アウトドアリビングは工夫次第でマンションでも実現できます。アウトドアリビングにすることで、室内では味わえない非日常的な空間を楽しめます。またキャンプ気分を味わったり子供と水遊びしたりなど、楽しみ方もさまざまです。

アウトドアリビングはプライバシー対策や虫を寄せ付けない工夫も大切です。アウトドアリビングを快適な空間にするために、設備や雰囲気にこだわりながら家づくりをしていきましょう!

【関連記事】

おすすめの記事