「親がつくったふうの弁当」で登校。ぱーてぃーちゃん・すがちゃん最高No.1の中学生活
大竹まことがパーソナリティを務める「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜日~金曜日13時~15時30分)、7月25日の放送にお笑いトリオ・ぱーてぃーちゃん(すがちゃん最高No.1、金子きょんちぃ、信子)が登場した。すがちゃん最高No.1は自身の生い立ちを綴ったエッセイも発売中で、好評を得ている。
大竹まこと「(すがちゃん最高No.1のエッセイ『中1、一人暮らし、意外とバレない』について)これがねえ、けっこうふざけていて、おもしろい本なんだよ。君、すごい生活していたんだ、中1から一人暮らし。最初は何人で暮らしていたの?」
すがちゃん最高No.1「生んでくれたお母さんが、3歳のころ病気で亡くなって。母親代わりの、僕の親父のお姉ちゃん(伯母)が一緒に住んで、(祖父母を合わせて)5人でした。親父がすごく型破りで。酒、女、タバコみたいなタイプだったり、どこかで勝手に家庭つくったりして、いなくなった。次に伯母さんが生活環境にストレスを感じて『心機一転、東京に2人で行かないか?』と言われたんです」
大竹「ほう」
すがちゃん「でも当時、僕は尖っておりまして。断ってしまいました。そこからおじいちゃん、おばあちゃんと3人暮らしになって。おばあちゃんが体、悪かったので、おじいちゃんが家のいろんなこと、家事もしてくれました。おじいちゃんも病気になって亡くなりまして。おばあちゃんと2人きりになって、おばあちゃんも型破りというか、月の食費を全部グミに使うとか」
はるな愛「グミ!?」
すがちゃん「僕があげて、おばあちゃんがグミを初めて食べたんですよ」
大竹「そうしたらおばあちゃんがグミにハマって」
すがちゃん「おばあちゃんも施設に入って、中1のころ、ひとりになったんです。学校から帰ってきて家、真っ暗で。だから最初、気づかなかったんです。徐々に、フェードでみんないなくなったので。ああ、ひとりか……と思って。でも格好いいじゃないですか、中1で一人暮らししているって」
大竹「いやあ……。金が大変って思わなかった?」
すがちゃん「『格好いい』が優先的にきましたね。同級生にもバレないように。はるなさんもわかると思いますけど、陰のある男って格好いいでしょう」
はるな「けっこう好きです」
大竹「お弁当なんかどうしたの?」
すがちゃん「一人暮らしだとバレないように、親がつくったふうの弁当にして。冷凍のハンバーグやからあげが多いと子供っぽいじゃないですか。だからインゲンを炒めてみたり、サツマイモを入れてみたり」
大竹「いかにもお母さんかおばあちゃんがつくったような(笑)。いつまでバレなかったの?」
すがちゃん「最後までバレなかったと思います。当時の同級生に会っても『気づかなかった』って。学校の先生も『そうだったんだ』と。意外とイケるというか」
このあとは金子きょんちぃ、信子の近況にも迫った。信子は2年前の番組出演以降、雑誌の取材などで「格好いいと思った芸能人の男性」として大竹を挙げることが増えたという。