新『スーパーマン』役デイビッド・コレンスウェット、1978年版クリストファー・リーヴとの共通点がある ─ 監督ジェームズ・ガンが明かす
新生DC映画の第1弾『スーパーマン』で、新たなスーパーマン/クラーク・ケント役に抜擢されたデイビッド・コレンスウェットには、1978年版『スーパーマン』のクリストファー・リーヴとの共通点がある? 監督・脚本のジェームズ・ガンが、彼の仕事に対するあくなき姿勢を称えた。
これまでにも、コレンスウェットを「彼の素晴らしさには皆さんも驚くと思います。これまで仕事をしてきた中でも最高の俳優のひとり」としてきたガン。予告編のリリースにあたっての記者会見では、「ある意味でクリストファー・リーブとの共通点は、彼(コレンスウェット)が厳しい訓練を積んでいるところ。これほど徹底した俳優と仕事をしたのは初めて」と語った。
「自分の役柄と、スーパーマンの物語を最大限に引き出すため、彼はしょっちゅう僕に挑戦してきたんです。この映画の中で彼がやっていることはすべて真実で、日々の映像を見ていても、デヴィッドがおかしなことをしているとか、リアリティがないとか、ごまかしているとか、嘘っぽいと感じる瞬間は一切ありませんでした。彼はいつも本当の意味で存在していて、それは奇跡的なことだと思います。」
コレンスウェット自身は、スーパーマンという役柄に個人的なつながりを見出していたようだ。「学生時代、僕は劇的なことに関われず、おもしろいゴシップを知ることができなかった。だから人々のことを、自分よりもずっと素晴らしい存在だと思っていました」と自身の経験を振り返り、スーパーマンが人間の善性を信じる心と重ね合わせる。
「スーパーマンはナイーブなキャラクターだと思われています。その性質は、実際のところ、人間のささいな不完全さや愚かさに対する盲目です。僕はそこを見落としてしまいがちだし、スーパーマンもそういうものを見逃してしまう。だからこそ、彼は確固たる決意をもって善と希望を見つめられるのだと思います。」
ガン&コレンスウェットがスーパーマンの“レガシー”を継いで創造した、新時代のスーパーマン/クラーク・ケント像とは? その全貌は、2025年夏公開の映画『スーパーマン』で明らかになる。
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