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オフショアジギングで10kg超え含み寒ブリ爆釣!【新潟・琉神丸】船中本命60本オーバー

TSURINEWS

ブリとマダイ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

今年最大の寒波が襲来するなど、悪天候が続く日本海側。天気図や天気予報アプリと睨めっこが続き、やっと悪天候の合間の日を見つけ琉神丸さんに予約を入れました。久しぶりの鰤ジギングとなりましたが、この日は凄かった…凄かったです…(笑)。ブリがなんと船中60本オーバー!爆釣だった釣行の様子をレポートしたいと思います。

当日の様子

この日はAM7:00集合、7:30出船。乗船者は12名で、女性アングラーの姿も見られました。ブリジギングの人気の高さが伺えます。

潮は大潮で、満潮が1:16、干潮が8:54。ウネリは少し残るものの、釣りにはほぼ影響なし。天候は晴れで、ジギングを始めると暑さを感じるほどでした。潮の流れも速すぎず、非常に釣りやすいコンディションです。

良好な海況の中、出船(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

タックル

この日のジグはブルテリア175g・バンブルズ200g・鉄ジグ200g・TGベイト180gを用意しました。

当日のタックル(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

琉神丸でブリジギング

琉神丸は多彩な釣りを得意としていますが、特にブリジギングは大人気。時期が限定されるため、予約は常に取りづらい状況です。予約が確保でき、海況・天候が良ければ、船長が絶好のポイントへ案内し、ブリとの遭遇率を高めてくれます。

あとはアングラーの腕次第!?(笑)しかし、初心者でも安心して楽しめるように、船長が丁寧にレクチャーしてくれるので、心配ご無用です。事前に釣れているジグやカラー、重さを確認しておくのも有効です。

琉神丸から出船(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

開始早々ブリ祭り

ポイントまでは約20〜30分の航行。船長の「はいどうぞ~!」の合図とともに、12名のジグが一斉に海へ吸い込まれていきました。

それぞれ異なるジグやカラーを使用しており、見ているだけでも勉強になります。筆者は軽めのワンピッチでスタート。すると違和感があり、アワセるもノーバイト。何の魚のバイトだったかはすぐに答えが出て、ミヨシ(船首)の大先輩にヒット!

明らかにブリの引きで、これを皮切りに船内各所で次々とブリがヒット。同行したZさんも掛けましたが、残念ながら途中でオートリリース…。

開始早々船中でヒット連発(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

ジグカラーを変え寒ブリ一本目

ここで、使っていたブルテリアのピーチグローにマフグが連発。合計3匹釣り、真鯛も1枚釣ったところで、ブルテリアのピンクチャートテールの175gに変更します。以前ブリを釣ったのもこのカラーで、信頼できる1軍カラーと言えます。

ジグのカラーチェンジ後、早めのワンピッチでアプローチをかけていると、底から20m上で「ガツンッ」と重さが乗りました。すぐさまフッキングすると、ロッドが弧を描き、水面に引きずりこまれそうになります。この瞬間を待ってました…!たまらなく面白いです!

カラーチェンジでブリキャッチ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

ロスト&オマツリ対策

筆者がブリをキャッチした一方、Zさんこの日は恵まれず、オマツリのオンパレード。何度も掛かりますが、オマツリでことごとくバラシ。ドラグの調整、掛けてからのやり取り、色々とアドバイスをしましたが、「ブリが掛かると頭が真っ白になる」とのこと(笑)。落ち着いてやり取りしてみてと話しますが…。鰤が遠い…。

ここで、筆者が実践しているオマツリ対策を紹介します。

1.周りでブリがヒットしたら、一度ラインを巻き上げて再投入する。

2.隣同士で同時に掛かった場合は、竿を離し、魚に主導権を与えない。早めに取り込む。

3.オマツリした場合は、お互いラインを緩め、船に近い方の仕掛けを先に回収。ラインの張り合いは厳禁!

4.PEとリーダーが絡んだら、リーダー側をカット(お互いの承諾の上)。この絡み方の場合、切った方が断然早いです。いちいち解いていたらブリの時合いを逃す事も。

5.無理せず船長に助けを求める。この方法が一番良いと思います(笑)。もちろん、他のお客さんの所に行っていたら、自分の所にこない場合もあるので、注意が必要です。

6.魚が船下に入ろうとしたら、ドラグを適度に締めてコントロール。ドラグが緩いと、上げてきても最後に走られ、船底やオマツリでラインブレイクしやすいです。

オマツリしても慌てず、大事な1本を丁寧に取るようにしましょう。

オマツリの多い釣りなので注意(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

中盤でもブリラッシュ

早めのワンピッチでアタリが遠のいたため、巻きの釣りにシフト。巻きの釣りといえばブルテリアです。フックをリアにセットし、投入。

着底後、少し早めの巻きで探ると、水深30mで違和感、45mで「グッ」と重みが乗りフッキング!

ドラグが「ズズズッ」と10m出され、先ほどの魚より明らかに重い。慎重にやり取りし、上がってきたのは腹パンパンのブリ!ブリをどう料理するか想像が膨らみます。(笑)

メタボなブリが登場(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

Zさん待望のヒットも?

終了間際、Zさんにアタリ!これが3回目のヒットで、3度目の正直でブリを釣る事を宣言。ブリを予感させる強い引きで、タモを用意して待機。

しかし上がってきたのは…赤い魚体が綺麗な3kgのマダイ(笑)。Zさん、「も~やだぁ~!」と叫び、船長も苦笑い。

ブリではなく良型のマダイ(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

最終釣果

最終釣果はブリが10kg・9kg・8kgの計3本。最後に来た個体が一番大きく、10kgオーバーを見事釣る事が出来ました。真鯛も2kg、3kgの2本が釣れました。

最大は10kg(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

釣れたブリを捌いて胃袋を確認すると、溶けかけたイワシが2匹。ブルテリアの長さとほぼ同じサイズでした。

釣れた魚の胃袋をチェックすると、どんなベイトを食べているのかが分かり、釣りの参考になります。

ヒットジグと同サイズのベイトを食べていた(提供:TSURINEWSライター・荒木清)

<荒木清/TSURINEWSライター>

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