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伝統のチーム、これから先も ソフト・桔梗バイオレット 名張

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桔梗バイオレットの選手ら

 5人のコーチの指導で楽しく練習している「桔梗バイオレット」。三重県名張市を拠点に30年ほど前に発足した、伝統ある小学生ソフトボールチームで、11月2日に市内で開かれる今年最後の大会「ファイナルカップ」に向け練習を重ねている。

 現在、桔梗が丘、桔梗が丘東、すずらん台、箕曲の4小学校から女子4人を含む4年生から6年生の13人が所属。土、日曜と祝日の午前8時(冬期は同9時)から正午まで、主に桔梗が丘小グラウンド(桔梗が丘3)で練習している。

 「発足当初は番町単位でチームがあり、桔梗が丘だけでも12チーム、市内には80チームほどあったと思う」と話すのは、代表の池田茂夫さん(78)。最近は子どもたちが楽しむスポーツが多様化し、ソフトボール人口は減少しているという。

 伊賀地域には、名張に同チームを含め3チーム、伊賀市に1チームの計4チームがあり、年間4つの大会で戦っている。バイオレットは6年生7人が卒業すると、来年度に残るのは6人のみ。新人を確保しなければ、チームの存続が危うくなっているのが現状だ。

 大手俊一監督(47)は「チームの特徴は、歴代の監督がコーチとして残り、技術を熱心に指導されていること。私の役割は、あいさつや他人に対する礼儀など精神面の指導が中心」と話す。

 キャプテンで6年の大手航史郎さん(11)と次期キャプテンで5年の尾﨑はづきさん(10)は「メンバーは仲が良く、毎週の練習に来るのが楽しみ。ファイナルカップでは2年連続の優勝を目指したい」と口をそろえる。大手監督は「新しいメンバーを募り、先輩が育ててこられたこの伝統あるチームを存続していきたい」と話した。

 問い合わせは大手監督(090・3466・2953)まで。

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