秦野名水ロータリークラブ 明るく楽しく活動を
▽今年度のクラブテーマは「総力を結集しよう」。メンバー15人が力を合わせ、不要な外国コインを集めて寄付を行う事業など、さまざまな奉仕活動に取り組んでいく。会員の増強はクラブの課題の一つ。「コンパクトなクラブでメンバーの仲が良い」と話す一方、「15人だと運営が難しい部分もあるね」と危機感も口にする。
▽生まれは旧満州。終戦とともに父の故郷の長野に引き上げ、高校まで過ごした。就職を機に上京。日立関連の企業に勤め、転勤に伴い秦野に移り住んだ。「何か自分で事業を興したい」。そんな思いで約40年前に立ち上げたのが「(有)三恵保険事務所」。現在、事業は長男に引き継ぎ、自身は会長を務める。また、地域活動にも熱心で、自治会長やPTA会長、青少年指導員など、「街に飛び込んでさまざまな活動に参加してきました」
▽秦野名水ロータリークラブの創立メンバーの一人。「会長をするのは実は2回目なんだよ」。今年度取り組む大きな事業の一つが、秦野中ロータリークラブと協力して行うフィリピンでの水道事業。現地の2クラブとも協力し、給水タンクを設置する。「現地に足を運び、現地の人たちと交流することが大切」。多忙な中、8月の調印式、11月の完成時にはフィリピンへ赴く予定だ。「ロータリークラブでは、一人ではできない奉仕活動ができます。ぜひ一緒に活動しましょう」