今こそ冷蔵庫掃除のやりどき! お手軽グッズでラクラク「小掃除」のススメ
年末は冷蔵庫がフル稼働するお宅も多いのでは? お正月の買い出しの前に、冷蔵庫の中を見直し、掃除をしてみませんか。便利なグッズを使って効率よく「小掃除」をして、新年をスッキリした冷蔵庫で迎えましょう。
※この記事は月刊誌『毎日が発見』2023年12月号に掲載の情報を再構成したものです。
お正月の買い出し前にしっかりリセット
冷蔵庫
気温が低い冬は、冷蔵庫の中身を出して掃除するのに最適な季節。
少々面倒でも、お正月前にやっておきましょう。
<ココがポイント!>
・冷蔵庫を掃除する順番が大切
冷蔵庫の掃除は、菌や汚れが多い場所から。野菜室→ドアポケット→冷蔵室→冷凍室→ゴムパッキン→外側の順に掃除を行いましょう。
・菌の増殖を防ぐ方法で行う
冷蔵庫は内気循環するため、水拭きだけだと菌が増殖してしまいます。必ず除菌タイプのウエットシートを使いましょう。
・食材を傷めないよう、短時間で終了する
一気に掃除せず、1日1カ所に絞って掃除を。冷蔵庫内の温度が上がり過ぎず、食材を傷めずに済みます。食材を外に出す際は、玄関や屋外など涼しい場所へ置きましょう。
野菜室(15分)
使用アイテム:
セスキスプレー
テーブル用除菌ウエットシート
キッチンペーパー
(1)中身を全て出したら保冷バッグ等に移し、涼しい場所に置きます。
(2)野菜室に引き出しがあれば取り外し、お風呂場など広いところで汚れを洗い流します。
(3)泥汚れなどは、セスキスプレーを吹きかけて浮かせてから、キッチンペーパーで拭き取りましょう。
気になる匂いも落とせます!
体力に余裕があれば、野菜室の引き出し全体を取り外し、内側も除菌シートで拭き掃除を行いましょう。思っている以上にほこりが溜まっていますよ。
ドアポケット(15分)
使用アイテム:
テーブル用除菌ウエットシート
(1)ドアポケットは中身を取り出し、賞味期限の切れたものをチェックし、処分します。
(2)ドアポケットが外せる場合は全て外します。
(3)ポケット部分やドアの内側など、全てを除菌シートで拭き上げます。こまめに取り換え、汚れや菌を残さないようにしましょう。
(4)ドアポケットを戻し、中身を戻せば完了です。
冷蔵室(15分)
使用アイテム:
テーブル用除菌ウエットシート
重曹スプレー
キッチンペーパー
(1)1~2段ずつ中身を取り出し、賞味期限切れのものは全て処分します。
(2)除菌シートを使い、棚板や内壁を拭きます。拭いていく順番は上から下へを守りましょう。
冷蔵室やドアポケットに食品を戻す際、瓶や缶類の周囲を除菌シートで拭いてから戻すと、庫内がより清潔になります。
<こびりついた汚れの落とし方>
冷え固まってしまった汚れは、重曹スプレーを吹き付けたキッチンペーパーでパックし、汚れを浮かせてから拭き取るとキレイになります。
冷凍室(15分)
使用アイテム:
テーブル用除菌ウエットシート
(1)冷凍室の中の食材を全て取り出し、あればクーラーボックス等に入れ、玄関や屋外などできるだけ涼しい場所で保管しておきます。
(2)トレイや引き出しを全て取り外し、除菌シートで拭き上げます。
(3)冷凍室の壁や内部も、除菌シートで。こまめにシートを取り換え、汚れや菌が残らないよう拭き上げましょう。
冷凍室の両サイドも拭き忘れないように!
製氷機の掃除は、取扱説明書を読んでから
製氷機の掃除方法は、冷蔵庫のメーカーによって変わってきます。必ず取扱説明書をよく読み、正しい掃除方法を調べてから行いましょう。
ゴムパッキン(15分)
汚れを放っておくと、パッキンの傷みにつながります
使用アイテム:
綿棒
テーブル用除菌ウエットシート
意外と汚れているのが冷蔵庫のゴムパッキン。綿棒に除菌シートを巻き付け、パッキン内部の汚れをぬぐうようにして掃除を行いましょう。
外側(5分)
使用アイテム:
重曹スプレー
古タオル
手垢が付きやすい冷蔵庫の外側部分は、重曹スプレーを吹き付けた古タオルで拭き上げます。冷蔵庫がコンロの近くにあり、油汚れがこびりついている場合は、セスキスプレーを吹き付け、油を浮かせてから拭き取りましょう。
構成・取材・文/和栗 恵 撮影/齋藤ジン イラスト/とつかりょうこ