小さな商いが集合して群馬県館林市がにぎやかに。3月9日「館林まちなかマーケット」が開催
館林市が主催した女性向けビジネス講座「わたしたちの月3万円ビジネス」の“卒業生”が3月9日、本町の谷越会館と青梅天満宮を会場に「館林まちなかマーケット」を開く。商店街を巡るスタンプラリーもあり、中心街がにぎわう1日になりそうだ。
起業をきっかけに考えた「まちづくり」
講座は、好きな事や特技を生かし、月3万円の利益を目標に仕事を始めようと、約5か月かけて商品のコンセプト作りや販売方法を学ぶもの。これまで3回開催し計37人が受講した。
卒業後は各自が独立して仕事をし、分野は物品販売や各種講座の講師などさまざま。利益目標が月3万円の“小さな商い”とはいえ、初めての挑戦に苦戦することも多い。そうした中で、卒業生仲間は心強い相談相手だ。卒業生の1人で同マーケットを主催する実行委員会の代表・小林佐織さんは「近くに同志がいることは、大きな希望」と話す。
卒業生仲間で今後どのような場所で仕事をしたいか話し合うと、「商店街に店を持ちたい」と夢を描く人もいて、自然とまちづくりまでテーマが広がるという。
梅の花の下、個性豊かな20店が並ぶ
同マーケットは、ビジネスの経験を積む機会として、また空き店舗が目立つまちなかを活気付けたいと企画した。昨年3月に1回目を開催し、14店によるマーケットのほかスタンプラリーを実施したところ、地元の商店主から「通りがにぎやかになった」と喜ばれ、自信を得たという。
2回目の今回は出店数が20店に増加。飲食物の販売と、子供も楽しめるリトミックやバスボム作りといったワークショップ、占いなどのブースが並ぶ。開催日を会場近くのかごめ通り商店街が主催する「かごめ六斎市」の開催日に合わせ、スタンプラリーは六斎市を含めた7か所を巡るように設定。にぎわいの相乗効果を狙う。
卒業生による鼓笛隊の演奏も披露する予定で、楽しさがアップした第2回のまちなかマーケット。会場の青梅天満宮で梅のお花見や、館林市内のまち歩きも楽しみに出かけてみて。
館林まちなかマーケット
~花咲く季節に逢いませう vol.2~
【日時】3月9日(土曜)10:00~15:00
【会場】谷越会館・青梅天満宮 ※駐車場は、館林駅周辺の有料駐車場などを利用。
【住所】館林市本町2-8-22
【料金】入場無料
【問い合わせ】Instagram【アカウント名】tatemachinaka
【Instagram】https://www.instagram.com/tatemachinaka/