東京、5月25・26日に開催するビールイベント5選
さまざまなビールが一度に楽しめるのが魅力のビールイベント。なかなか飲めないレアなクラフトビールを試せたり、作り手と直接話して自分の好みの銘柄を知れたりと、奥深き世界に足を踏み入れる一歩になるだろう。
本記事では「けやきひろばビール祭り」「オクトーバーフェストin芝公園 ~Spring~」をはじめとする大規模イベントだけでなく、渋谷「ミッケラートウキョウ」主宰の「Keep Pouring Nippon」など、個性あふれるイベントを紹介する。今週末はビール片手に乾杯しよう。
大江戸ビール祭り
入場料無料で国内外のクラフトビールが楽しめる「大江戸ビール祭り」が、「中野四季の森公園」内のイベントエリアで開催。野外ではあるが、客席テントが設置され、雨天でも安心して楽しめる。
三重県の伊勢角屋麦酒や、東京・天王洲のT.Y.HARBOR BREWERYをはじめとする日本国内のビールだけでなく、海外ビールのインポーターも出店。両週にわたって200種類以上のビールが堪能できる。
クラフトビールになじみがないという人も、ブースの店員におすすめを聞けば、新たな出合いがあるだろう。充実のフードとともにビールを堪能したい。
※22〜26日、29〜6月2日 16時〜21時30分(土曜は12時〜21時30分、日曜は12〜20時)/入場は無料
Keep Pouring Nippon
コロナ禍で飲食店が打撃を受けた2020年にスタートした、「ミッケラートウキョウ」主宰のビールフェスティバル「Keep Pouring Nippon」が、2024年も開催。同店にゆかりあるブルワリー20組が参加する。
さまざまな醸造所でその土地に合ったビールを作るHOBO BREWINGや、奥多摩のVERTEREをはじめ、何杯も飲みたくなるようなビールが多数ラインアップ。「ミッケラーカンダ」や「フリーマン食堂」などのフードも楽しめる。なお、5月25日(土)のチケットは完売したため、26日(日)のチケットは早めに押さえるのが吉だろう。
※26日 10時30分〜14時、14時30分〜17時30分/料金は1部8800円、2部7500円
けやきひろばビール祭り
2009年から春と秋に年2回開催している、日本最大級のクラフトビールの祭典「けやきひろば春のビール祭り」が2024年も開催。全国各地のブルワリーと海外インポーターが出店し、49店舗が300種類以上のビールを販売する。
会場では、ビールコンペティションでの受賞ビールや、同イベントのために作られた限定ビール、飲み比べセットなどを展開。北海道で唯一ホップを商用栽培している町である上富良野の「忽布古丹醸造」と、音楽家が立ち上げた埼玉県ときがわ町の「Teenage Brewing」、醸造から5年未満のブルワリー5社のビールを販売する「チャレンジャーブース by Best Beer Japan」が初登場する。
※22日 16〜21時、23〜25日 11〜21時、26日 11〜20時/入場は無料
CURRY & BEER FESTIVAL
カレーとビールの祭典「CURRY & BEER FESTIVAL」が「町田シバヒロ」で開催。カレーとビール、スイーツの専門店約30店舗が集結する。
ビールは、カナダ・オンタリオ州出身の醸造家が神奈川県湯河原町で立ち上げたHUMANSBEERや、横浜市内で最も長い歴史を持つローカルビアカンパニーの横浜ビールなど、さまざまなブルワリーが参加。カレーインフルエンサーの印度カリー子によるスパイスショップをはじめ、カレーにまつわるブースをのぞいたら、食後にはチャイやジャラートを頬張りたい。
※11〜18時/入場は無料
TOYODAビアフェス
多摩地域最古のビールである日野市のTOYODA BEERや福生の石川酒造をはじめ、過去最多となる全10ブルワリーが参加する「TOYODAビアフェス」が開催。岩手県紫波町のGreen Neighbors Hard Ciderと日暮里のOKEI BREWERYが初出店する。
地元のフードテントやキッチンカーが20店舗出店するほか、ローカルなミュージシャンたちの演奏ステージも設置。2024年5月26日(日)には、多摩川土手歩行者ロードをメインとしたランニングイベント「RUN&CHEERS ASAKAWA」が同日開催される。汗を流した後はビールを流し込もう。
※25日 12〜20時、26日 10〜16時/入場は無料