なぜかキレイに見える。たった5分の片付けで「リビング」の印象が変わる“3つの場所”【突然の来客対応】
整理収納アドバイザーの三木ちなです。突然の来客があるときに限って、部屋が散らかっている……。そんなときは、部屋をすべて片付ける必要はありません。じつは、ほんの数分で片付いたように見せるコツがあるんです。ここでは、来客前に整えておきたい「リビングの3つの場所」をご紹介します。
1.テーブルの上
まずは、真っ先に目に入る「テーブルの上」を片付けましょう。テーブルは腰高で目線がいきやすい場所なので、置いてあるものを片付けるだけで部屋全体がスッキリとした印象になります。
郵便物やリモコン、お菓子の袋……気づくと何でも置いてしまう場所だからこそ、来客前にリセットしておきましょう。片付ける時間がないときは、袋やボックスなどの容器を一時置き場として使うのもひとつ。あくまでも、テーブルの上のものを避難させるだけなので、落ち着いたら元の場所に片付けるところまでがセットです。
2.洗濯物
リビングで部屋干ししている人も多いと思いますが、来客前はできるだけ視界から外すのが正解。洗濯物は生活感が出やすいので、どんなにキレイなリビングでも雑然とした印象になります。
ハンガーから外して片付ける時間がないときは、別の場所に吊るしましょう。天気がよければ、ベランダやバルコニーへ。浴室に吊るしておくのもひとつの方法です。
3.ソファの上
最後にチェックしておきたいのが、ソファの上。脱いだ服やカバンが置きっぱなしになっていませんか?
ソファはくつろぐためのものだからこそ、余計なものを置くのは避けましょう。クッションがあれば、ポンポンと叩いて形を整えてソファに並べます。ブランケットをたたみ、ソファまわりも整えておきましょう。
生活感を隠すのが片付けのコツ
来客前の掃除は、完璧を目指さなくても大丈夫。時間が限られているときは、「生活感をちょっと隠す」ことを優先しましょう。
テーブルの上・洗濯物・ソファの上の3か所を整えるだけで、人を招けるリビングになるはずです。
三木ちな/お掃除クリンネスト1級、整理収納アドバイザー1級、節約生活スペシャリスト、歴20年業スーマニア