Yahoo! JAPAN

北海道大学では〝今川焼〟を「物体X」として売っているらしい 衝撃報告にネット驚がく「遊星から来た?」

Jタウンネット

画像は北大生協学生委員会の公式Xアカウントより

ネット上などで、その呼び方を巡って度々論争を巻き起こす、あんこが入った丸いアレ。

北海道某所ではソレが、まさかすぎる名称で販売されているという――。

物体X(画像は北大生協学生委員会の公式Xアカウントより)

「物体X」

見慣れたアレをお皿に乗せた写真には、そんな名称が添えられている。

特定の名前を付けると論争になるから、それは避けたのだろうか? だからって物体Xって......それじゃまるで、擬態能力を持つ怪物みたいじゃないか......。

ちょっと不穏な名前でアレを販売しているのは、北海道大学の北部食堂。

一体どうしてこんな名前で販売することにしたのか。Jタウンネット記者は21日、北大生協学生組織委員会に話を聞いた。

「レシートに印字されるのを見てみたかった」

取材に応じた同委員会の企画担当者によると、「物体X」は19日~23日の期間限定で販売するメニューだ。同期間中にはこの食べ物の呼び方についての投票も実施しているという。

地図にシールを貼る形式の投票を北部食堂と生協北部ウコトイセ店で行うと同時に、Googleフォームを使った投票も行っているそう。

その理由について、同担当者はこう説明した。

「北大には全国各地から学生が集まっています。 今回の企画で『物体X』と呼んでいる甘味は地域ごとに多種多様な名称で親しまれているので、実際に集計してみたら面白いのではないか、というのがきっかけです。 また、企画を実施している店舗は新入生の利用者が多いため、話の種やネタになれば嬉しいと考えていました」(企画担当者)

投票終了後には集計を行い、得票数が最も多かった名称で26~30日の期間に再販を行うという。

最初の販売時の暫定的な名称を「物体X」としたのは、〝正体が謎の甘味〟としての雰囲気を出したかったこと、強いインパクトの名前の商品が販売されていれば利用者が楽しめるのではと考えたこと、などの理由があるそうだ。

「実際にレシートに『物体X』という商品名が印字されるのを見てみたかったことも理由の1つです」(企画担当者)

この企画は、X上で同店を訪れたユーザーが張り紙の写真を投稿したことで大きな話題に。投稿には7万6000件を超えるいいねのほか、こんな声が寄せられている。

「遊星から来たのかな?」 「名前を言ってはいけないアレじゃないですか!」 「シュレディンガーの物体X」

こうした反響に対し、企画担当者は「どの学生にも共通する話題だと思っていたので、ある程度は話題になるかな、と期待はしていましたが、SNS上でここまで反響をいただくのは予想外でした」と驚きを露にする。

「リプライでは皆さんそれぞれの呼び方を挙げられていて、話題にしやすい企画を作ることができたな、と改めて感じています。 学生に生協店舗を楽しく利用してもらうことも目的に企画を考えているのでたくさんの反響をいただいて嬉しく思います」(同担当者)

北大の「物体X」は、一体どんな名前で再登場するのか。読者の皆さんも予想してみては?

【関連記事】

おすすめの記事