【京都蕎麦】北野天満宮スグの数寄屋造り手打ち!自家菜園『野菜天ざる』必食「すさかべ庵」
おおきに~豆はなどす☆今回は上京区、北野天満宮から今出川東沿いの手打ち蕎麦店。数寄屋造りの雰囲気の中、自家菜園の季節の野菜天ぷらと本格手打ち蕎麦をいただけ人気。
北野天満宮にも程近い、人気の数寄屋造り手打ち蕎麦
上京区上七軒から東へ。近くには学問の神様として知られる北野天満宮にもスグの場所。その北野天満宮から今出川通東へ行った場所にある蕎麦店『すさかべ庵』があります。元々、数寄屋造り建築家が本業のご主人が、仁和寺前で曜日限定で営業されてたお蕎麦屋さん。それが、こちらに移転オープン。
以前からずっと行ってみたかったお蕎麦屋さんで、蕎麦の美味しさはもちろんですが『そば定食』という蕎麦と野菜を中心とした小鉢のお惣菜が並ぶ定食があり、それをずっと食べてみたいと思っていました。
で、店前には謎のメッセージ『ご飯はありません』というのと、天ぷらの具材メニューらしき表示。
結論から言うと、この日はご飯がないため、残念ながら定食は休止ということで、そば定食は結局ありつけずでした。蕎麦メニューは全く影響なし。後から思い起こすと、もしや昨今の米価格高騰の影響ですかね。そういえば、この近くのご飯メガ盛で有名な定食店も臨時休業中でした。
店内は数寄屋造りの落ち着いた内装と雰囲気で、壁際に石造りのカウンター席、中央に対面式カウンター席、さらに奥には茶室の座敷席もありました。店内を飾る小物や本などもセンスがよく、そういったところに建築家的センスが反映されているのかもしれません。
この時満席とは言わずとも多くのお客で賑わい、高齢のご夫婦二人だけで対応するにはキャパオーバーでは?と思えるほどの忙しさ。
メニューはこちら。
表に野菜天ぷらのラインナップが表示されていたので、今回は野菜天ぷらの天ざる1300円を注文。なんでも、こちらの野菜天ぷらに使用される野菜たちはご主人の自家菜園で採れたもので、特に椎茸は雲ケ畑で栽培されてるとかで、それを求めて来店する常連さんもいらっしゃいました。
そして、こちらが天ざる。
お蕎麦はよくある竹製の盆ざるではなく、下駄足状の杉板?皿になっており、素敵な印象。そして、手打ちの若干不揃いに切られた味わい深い風貌のお蕎麦。
まずは一口そのままで食べてみましたが、しっかりとしたコシと硬さをキープした、ふんわり蕎麦香る蕎麦好きするタイプ。
で、蕎麦つゆでいただきます。
出汁は効きつつ甘味が少ないのが特徴的な蕎麦つゆで、ちょっと大人の味わいとも言えたり(笑)
天ぷらは、れんこん、かぼちゃ、ナス、人参、玉ねぎ、アスパラガス、生しいたけ。
そんな甘み少ない蕎麦つゆに天ぷらを浸しつつ。こちらはアスパラ。いい歯ごたえと春の青味。塩でいただいてもいいような風味。
こちらが自慢の自家製生しいたけ。かなり肉厚で、椎茸好きの私としても上質で大満足。
他にも、蓮根、人参、ナス、南瓜など、バラエティー豊かに野菜天が食べられ、ヘルシーでありながら、満足度高い野菜天ぷらの天ざる。
蕎麦湯も濃いめなやつをしっかりいただき、完食完汁ゴチ!
お客の中には若い方も多く、しかも昼間からお酒を飲みながらお蕎麦を楽しむ女性一人客もいたり。お蕎麦の美味しさはもちろんですが、居心地のいい雰囲気とともに、どんなお客も受け入れる許容度の高さが人気なんでしょうね。またこの近くに来たら、再訪したいお店ですね。ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
店名:すさかべ庵
場所:京都市上京区西上善寺町207
電話:090‐9216‐7251
営業時間:11:30~15:00
定休日:水・木曜日
関連サイト:https://www.instagram.com/susakabean/?hl=ja